保護された犬になぜ20kgもの腫瘍が!? 手術で除去し、幸せに暮らしています
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飼い主「狙われていることに気付かず、ニッコニコ」 愛犬の後ろに写っていたのは…「背後を狙われていることに気付かず、ニッコニコの犬」このようなコメントを添えて、Xに写真を投稿したのは、ペキニーズのハオくんと暮らす、飼い主(@hao_kochi)さんです。

撮影者「…お前今どんな心境なんよ」 湖で野鳥が?「夜勤で乾き切った心に効く」「…お前、今どんな心境なんよ」というひと言とともに、1枚の写真をXで公開したのは、土井一心太(@aganoya)さん。なんでも、新潟県阿賀野市に位置する瓢湖(ひょうこ)で、ある野鳥が独特なポーズで静止していたといいます。
アメリカのカリフォルニア州にあるニューポートビーチの動物管理センターに勤めるバレリー・ショーンバーグさんは「犬がビーチをさまよっている」との通報を受け、現場へと急ぎます。
一頭のゴールデンレトリバーを発見した時、ショーンバーグさんは自らの目を疑いました。何と腹部が異様に腫れていたのです。
検査の結果、この腫れは腫瘍によるもので、その腫瘍は何と20kgもあったと言います。このゴールデンレトリバーは、腫瘍のせいで真っ直ぐ歩くことすらままなりません。
獣医師を探すことから始まった犬の治療
動物管理センターに保護され、早速、手術を受ける準備が始められましたが、そう簡単には行きませんでした。
あまりにも大きな腫瘍だったため、獣医師が摘出手術に二の足を踏んだからです。また、高齢であると思われる犬の腫瘍摘出手術は大きなリスクを伴います。
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しかし、ショーンバーグさんたちは諦めませんでした。人懐っこくて愛嬌のある、この犬をどうしても助けてあげたかったのです。
そして、ようやく獣医師を探し、摘出手術を行います。費用はすべて寄付によって賄われ、無事に大きな腫瘍を取り除くことに成功しました。
お腹には痛々しい傷跡が残りましたが、現在は少しずつ回復しているそうです。
腫瘍が悪性なのか良性なのかは、今後の検査によって明らかになるとのこと。良性であれば、体力が回復次第、新しい飼い主の元へと引き取られていく予定だそうです。
このゴールデンレトリバーがどうしてこんな状態になるまで放置されていたのかは未だ分かっていません。今度は、優しい飼い主さんに引き取られて、健康で幸せな人生を送ってほしいですね。