服のカビ臭の原因は?誰でもできる5つの対処法や予防策3選を解説
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季節の変わり目や大掃除の時などに、服を整理整頓する人もいるでしょう。場合によっては久々に取り出した服からカビ臭を感じるケースがあります。
洗濯をしてもカビ臭が取れないと、捨てなければいけないのではと悩む人もいるかもしれません。
しかし、カビ臭がしていても、対応によっては捨てずに済む可能性があります。また、カビ臭対策を知っておくと、今後服の保管時に悩むことも少なくなるでしょう。
本記事では、服のカビ臭の原因やカビ臭がした時の対応、予防策などについてご紹介します。服のカビ臭に悩む人は参考にしてみてください。
服のカビ臭の原因
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まず、服からカビ臭を感じる原因として収納場所の通気性の悪さが考えられます。
クローゼットや押し入れに隙間がほとんどないほど服を詰め込むと、風通しが悪く湿気がたまりやすくなるでしょう。
乾ききっていない服を収納することも、湿気の原因の1つです。
また、服に柔軟剤や洗剤が残っていたり、汚れやほこりが付いていたりすると、カビのエサとなる可能性もあります。
湿気が多く、カビのエサがある状態が続くと、クローゼットや押し入れにカビが発生して服からカビ臭が発生する原因となり得るので、注意が必要です。
なお、クリーニングから返却された衣類にビニール袋がかぶせられている時は、外してからクローゼットに収納しましょう。
ビニール袋内に湿気がこもり、服同士は隙間が空いていてもカビ臭の原因になることもあるためです。
服がカビ臭くなった時の5つの対処法
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服からカビ臭がしても、すぐに捨てる必要はありません。捨てる前に、対処法を試してみるとよいでしょう。
服がカビ臭い時の5つの対処法をご紹介します。
1.天日干しする
カビ臭を感じたら、まずは風通しのよい場所での天日干しがおすすめです。
しっかり湿気を軽減できる効果に加え、カビそのものに対する除菌効果も期待できるとされています。
干す時間は1〜3時間程度が目安です。ただし、服の種類によっては天日干しで変色する場合があります。
不安な場合は、洗濯表示をよく確認したりメーカーのウェブサイトをチェックしたりしましょう。
2.重曹水を使用する
重曹水に服をつけ置きすることでも、カビ臭を軽減できる可能性があります。
洗面器いっぱいのお湯に大さじ1杯ほどの重曹を入れ、20~30分程度放置するといいでしょう。
お湯の温度は30~50℃が目安です。つけ置き後は、洗濯機で通常の洗濯を行います。
服の素材によっては重曹水を使用できないケースがあるため、洗濯の表示などを事前に確認しましょう。
同様に、重曹水の付着した服を洗えるか、洗濯機の説明書やウェブサイトで確認が必要です。
使用できない場合は、手洗いを実施しましょう。
また、洗濯機を使用できる場合でも、溶け残っている重曹の量が多いと排水経路が詰まる可能性があります。
つけ置き後の服は軽くすすいでから、洗濯機を使いましょう。
3.酸素系漂白剤を使用する
今まで試した方法でもカビ臭が残る時は、酸素系漂白剤の使用も選択肢の1つです。
カビ臭やカビ自体の除去効果が期待できるとされています。
使用する時は、使用する酸素系漂白剤に記載されている規定量の水で薄め、30分~2時間程度つけ置きしましょう。
液体タイプは素材に優しく、粉末タイプは効果がより高いとされているため、素材に応じて使い分けるのがおすすめです。
ただし、酸素系漂白剤を使用することで色落ちの可能性もあるため、まずは服の目立たない部分で試してから全体に使用しましょう。
4.消臭スプレーを使用する
すぐに着る予定の服からカビ臭がする場合は、消臭剤を使用して一時的にカビ臭をおさえる方法もあります。
カビ臭の気になる服にしっかりスプレーし、乾燥させてから着用しましょう。
カビ臭に特化した製品や、除菌効果が期待できる製品もあるため、チェックしてみてください。
5.クリーニングに出す
服を着るまで時間があり、しっかりカビ臭を落としたいならクリーニングを利用するのもよいでしょう。
プロの技術で除菌や消臭処理を施してもらうことで、カビ臭が軽減されやすくなります。
スーツなど、家庭での洗濯が難しい服にも対応してもらえるのもメリットです。
服の状態によっては、カビ取りのオプション料金などが発生するケースがあるため、出す前によく確認します。
また、クリーニングに出したからといって、確実にカビ臭がなくなるとは限らない点も理解しておきましょう。
服のカビ臭を防ぐポイント3選
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カビ臭で困らないためには、予防が重要です。
カビ臭が発生しにくくなる予防策を解説します。
1.しっかり乾燥させてから収納する
生乾きのまま収納すると、湿気でカビ臭やカビの原因となる可能性があるため、乾ききってからクローゼットや押し入れに収納しましょう。
外に干せない時でも、しっかりと乾燥できていればカビ臭を抑制できるとされています。
乾かす時間を少しでも短くしたい時は、サーキュレーターやエアコンなどを併用するとよいでしょう。
2.クローゼットの通気性を確保する
収納場所が湿気のこもりやすい環境だと、服が乾燥していてもカビ臭が発生する可能性があります。
除湿剤を置いたり定期的に空気の入れ替えを行ったりして、湿気のこもりにくい環境を用意しましょう。
もしクローゼット内にカビが生えている時は、カビを取り除いてから収納してください。
3.洗濯槽も掃除する
洗濯槽にカビが生えていると、洗濯した時にカビが服にも付着する可能性があります。
毎日掃除する必要はありませんが、1、2か月に一回程度洗濯槽の掃除をすると、カビが発生しにくくなるでしょう。
洗濯槽の掃除は、専用クリーナーを使用すれば簡単にできます。
なお、洗濯機を自力で分解して掃除するのは、故障につながるおそれもあるため注意しましょう。
服にカビが生えていたらどうすればよい?
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クローゼットや押し入れではなく、服そのものにカビが発生しているケースもあります。
綿毛が生えたような見た目の白カビが生えている場合は、外ではたき落とすと表面のカビが取れる可能性もあるため、試してみましょう。
なお、白カビは直接触ると肌が荒れたり、胞子を吸い込んでアレルギー反応を起こしたりする可能性があります。
作業をする時は、ゴム手袋やマスクを着用して行ってください。
はたいた後は、素材を確認してからアルコールを服に吹き付け、酸素系漂白剤を使って洗濯し乾燥させます。
洗濯の前に30~50℃のお湯で酸素系漂白剤を溶かして30~60分程度つけ置きし、通常の洗濯をする方法でもよいでしょう。
ただし、酸素系漂白剤の使用が推奨されていない素材もあるため、服の洗濯表示で確認が必要です。
一方、黒い点が散らばったような黒カビは、自宅では落としにくいとされています。
酸素系漂白剤を混ぜたお湯でつけ置きをすると、多少は落ちやすくなるでしょう。
しっかり落としたいなら、カビ取りも行っているクリーニング店へ依頼する方法もあります。
ただし、カビの状態によっては断られる可能性もある点は留意しておきましょう。
服は適切に保管してカビ臭を防ごう
クローゼットや押し入れなど、湿気がこもりやすい場所に服を収納していると、カビ臭が発生することがあります。
カビ臭が気になる時は、天日干しやつけ置きをすることで、においが軽減される場合があるのでおすすめです。
しっかりとカビ臭を取り除きたい場合や、服にカビが発生している場合は、クリーニング店を利用する方法もあります。
カビ臭を予防するためには、服を生乾きのままにせずしっかり乾燥させてから、通気性のよいクローゼットや押し入れに保管するとよいでしょう。
[文・構成/grape編集部]