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ポストの高さはどれくらいが正解?投函口のサイズやポストの種類も解説

By - grape編集部  公開:  更新:

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ポストの高さはどれくらいが正解?投函口のサイズやポストの種類も解説

※写真はイメージ

これから住宅を建てる、またはポストを取り替える予定がある人の中には「ポストの高さって、どのくらいにするといいの?」と疑問を抱えている人もいるでしょう。

ポストの高さは、郵便物の取り出しや配達する人の投函のしやすさに関わります。

本記事では、住宅や集合住宅におけるポストの高さや設置基準、ポストのタイプごとの特徴などをまとめました。ポストの高さはどれくらいが最適かを知りたい人は、ぜひ参考にしてください。

住宅のポストの高さはどのくらいが最適?

住宅のポストの高さはどのくらいが最適?

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住宅用ポストの取り付け高さは、使い勝手に大きく関わる重要なポイントです。

一般的には、地面から投函口までの高さが1.2〜1.3mに設定されるケースが多く、配達する人も住む人も無理なく使える高さとされています。

ただし、ポストを設置する場所に段差があったり、壁の形状やインターホンとの兼ね合いがあったりする場合は、その都度調整になるかもしれません。

また、使う人の身長や体格によってもちょうどよいと感じる位置は異なります。ポストの高さが低すぎると取り出しにくくなり、高すぎても投函しづらくなるため、実際の動作をイメージして決めるとよいでしょう。

マンションやアパートのポストの規格

マンションやアパートのポストの規格

※写真はイメージ

3階建て以上で、その全部または一部が住宅、事務所、事業所になっている建築物は、『郵便法』により建物の出入り口やその付近にポストを設置することが義務付けられています。

ポストの高さについて具体的な数値の規定はありませんが、『郵便法施行規則』によって以下のような設置基準が定めらているようです。

  • 1戸ごとに個別のポストを用意すること(複数戸での共有は不可)。
  • 長さ30cm以上、幅20cm以上、厚さ12cm以上。
  • 配達物を安全に保護できる鍵付きの構造、材質であること。
  • ポストの差入口のサイズは縦2cm以上、横16cm以上。
  • 配達に支障のない場所に設置すること。
  • 世帯主の氏名や事業所の名称、室番号を明示すること。

このような基準を守ることで、誤配や盗難を防ぎ、安心して郵便を受け取れるでしょう。

ただし、マンションに住んでいる場合、自己判断でポストを交換してはいけません。交換を希望する場合は、まず管理規約を確認し、必ず管理会社に相談して許可を得ましょう。

ルールを守ることが、トラブルを避け、快適な住環境を維持する鍵となります。

ポストの投函口の大きさはどのくらいがよい?

ポストの投函口の大きさはどのくらいがよい?

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ポストを選ぶ時は、投函口のサイズも重要なポイントです。

近年、ネット通販やメール便の普及により、ポストに入らないサイズの郵便物が増えているといった報告もあります。

投函口が狭いと、郵便物がはみ出したり、再配達になったりするケースも少なくありません。そのため、A4サイズがゆとりを持って入る幅を確保することが基本とされているようです。

日本郵便株式会社のウェブサイトでは、差入口より縦34cm、横26cm、厚さ3.5cmの郵便物などが収納できるポストが推奨されています。

戸建て、マンション、アパート問わず、このサイズが入る大きさのポストだと安心でしょう。

住宅用のポストの種類

住宅用のポストの種類

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住宅に設置するポストは、主に3種類に分けられます。どのようなポストがあるのか、見ていきましょう。

1.独立型ポスト

独立型ポストは、地面に支柱を埋めて固定するタイプのポストで、門柱がないオープン外構の住宅にもよく使われています。

独立型ポストのメリットは、設置場所を自由に決められる点です。デザインの幅も広く、外構のアクセントとしても活用できるでしょう。

一方で、設置するにはスペースが必要で、場所によっては玄関から離れることもあるようです。また、強風時に倒れるリスクや、郵便物を取りに外へ出る必要がある点はデメリットとなるかもしれません。

2.埋め込み型ポスト

埋め込み型ポストは、住宅の壁や塀に埋め込んで設置するタイプです。

外から投函して家の中から郵便物を取り出せる構造で、防犯性を重視する人に適しているでしょう。

雨の日や寒い季節でも外に出る必要がなく、快適に使えるのもメリットの1つです。さらに、投函口が外から目立たず外観がすっきりと整い、スタイリッシュな印象を与えられます。

ただし、建物に埋め込む設計が前提となっており、後からの設置が難しく、施工費用も高くなる傾向があるようです。

また、設置方法によっては、住宅の気密性や断熱性に影響が出る可能性もあるといわれているため、あらかじめ工務店などに相談するとよいでしょう。

3.壁掛け型ポスト

壁掛け型ポストは、玄関横の壁や門柱などに直接取り付けるタイプで、取り付けが簡単なのが特徴です。

種類やデザインが豊富で、住宅の雰囲気に合わせやすいことから多くの家庭で使われています。

壁掛け型ポストの利点は、工事が不要で設置がしやすく費用を抑えられる点です。自分の好みに合ったデザインを選びやすく、玄関まわりの印象を変えるのにも役立つでしょう。

しかし、前から投函や取り出しを行うため、ポストの前に回り込む必要があり、外に出て郵便物を取る手間がかかります。

また、容量が小さいものが主流で、大きな郵便物が入りにくい点もデメリットといえるでしょう。

ポストの高さは1.2〜1.3mが適している

ポストの高さは、日々の使いやすさや配達のしやすさに関わる重要な要素です。

特に住宅では、地面から投函口までの高さを1.2〜1.3mに設定することで、配達する人も住人も無理のない動作で郵便物を扱えるでしょう。

マンションやアパートでは明確な高さの規定こそありませんが、設置基準に従い、安全で取り出しやすい高さが求められます。

また、現代の郵便事情に対応するには、A4サイズや厚みのある郵便物に対応した投函口の高さ、大きさも考慮が必要です。

種類によって特徴が異なるため、自宅の環境や使い方に合わせて、見た目と機能のバランスが取れたポスト選びを心がけましょう。

※この記事は、一部日本郵便株式会社のウェブサイトを参照しています。


[文・構成/grape編集部]

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