父の虐待、さらに心臓病…苦しむ少年を救った看護師 40年後の姿に涙
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これは食べられないわ… はんぺんの上で、哀愁漂う顔をしながら寝そべっていたのは…うどんの上に寝っ転がっていた動物に「発想が斬新すぎる」「哀愁が漂って見える」の声が続出!かわいすぎて食べられません。

病院のセルフレジで割り込まれた義父 何も言えずにいたら…「優勝!」「マネしたい」電車やバス、ATM、スーパーマーケットのレジなどの列に並んでいる時、横から割り込みをされると、イラッとしますよね。 とはいえ、割り込んできた相手に「順番に並んでください」なんて面と向かってはいいづらいものです。悔しくても...
1975年のこと。アリゾナ州に住むゲイリー・ベントレー少年は左の心室に開いた穴を塞ぐための心臓切開手術を受けました。小さな少年にとっては大きな負担です。しかし、それ以上につらかったこと、それはアルコール中毒で独裁的な父から虐待を受けていたことでした。
彼の6人の兄弟も同じように虐待を受け、養護施設へと送られていきました。ゲイリー少年は心身ともに耐えがたい状況にあったのです。
少年を救ったのは一人の看護師
そんな事情を知っていた看護師の女性、キャシーさんはゲイリー少年をことのほか、気にかけていたそうです。
しばらくして、キャシーさんはゲイリー少年とは別の病棟に異動になりました。キャシーさんが自分の担当でなくなったと聞いて、ゲイリー少年は泣いたそうです。しかし、キャシーさんを訪ねて別病棟へ行くことは許されず、さよならも言えずに退院。残されたのは一緒に撮った一枚の写真のみでした。
ゲイリーさんはキャシーさんのこと、彼女から受けたやさしさを決して忘れず、一枚の写真を大切に40年間持ち続けました。
「この写真をよく見ると、彼の顔に絶望の淵が見えるでしょう。」と、ゲイリー少年…今はゲイリーさんの妻となったグウェンさんは言います。「当時の彼は心も体も打ちのめされていたの。子ども心にきっとそれがわかっていたのね」
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キャシーさんともう一度会いたい。そう決心したゲイリーさんとグウェンさんは、この写真をFacebookに投稿し、キャシーさんを探し始めます。結果、それを知った人々の好意によってついに40年ぶりの再会を果たしたのです。
「キャシーはとても優しかった。僕が助けを必要としている時にそばに寄り添ってくれた。看護師というのは医師の陰になっていることが多いけれど、患者にとっては特別な存在なんだ」と語るゲイリーさん。
キャシーさんは言います。「私たちができる最大のこと、それは人に親切にすること。親切をするのにお金はかからないわ。それが私の信条なの」
加えてゲイリーさんも答えます。「キャシーさんのような素晴らしい人たちがアメリカを偉大な国にしたと思う。見返りを求めず人に笑顔で接し、親切にする。僕は彼女の優しい心で救われたんだ。ありがとう」
つらい少年時代を送ったゲイリーさんですが、今は幸せな結婚をして健康に暮らしているそうです。忘れられない人との再会を果たし、満たされた心は彼をさらに幸せに導くことでしょう。