ディズニーで似顔絵を描いてもらってるのは犬!? 一枚の写真から生まれた物語
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自分をトイプードルだと思っている大型犬 1枚に「笑った」「愛の重み」飼い主のヒザにのる、ゴールデンレトリバーの写真が話題です。
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カリカチュアと呼ばれる特徴を強調して描かれる似顔絵。
ショッピングセンターやテーマパークなどで見かけるこの似顔絵に、今回挑戦したのはなんと人間ではありません。それは白い毛並みが美しい一匹の犬でした。
実はこの犬が似顔絵を描いてもらったのには、ちょっとした事情がありました。
この写真を投稿したのはケイティさん。ある日ケイティさんの元にディズニーランドに遊びに行った両親から写真が届きます。
その写真には似顔絵のモデルとして、お利口に座っているワンコの姿が写っていました。
出典:@cutiechaser_
この犬の名前は『ヤフー』、介助犬の候補生です。
介助犬は子犬の頃にはボランティア、通称パピーウォーカーの元で、基本的な服従訓練や社交性を学びます。
※写真はイメージ
そして、一定の年齢になると訓練所でトレーニングを受け、一人前の介助犬として障がい者の目、そして手足としてお仕事を始めます。
※写真はイメージ
今回似顔絵を描いてもらったヤフーはカリフォルニア州サンマルコスで、パピーウォーカーさんに育てられています。
ある日、パピーウォーカーさんは同じく介助犬をトレーニングしている友人と一緒に、ディズニーランドに向かいました。
ディズニーランドは沢山の人や様々な音、匂いがあり、犬が集中するのには難しい場所。パピーウォーカーさんはこういった場合の訓練をするために、ディズニーランドを訪れたそうです。
その時の様子を、ケイティさんの両親が見かけ、撮影したのでした。
出典:@cutiechaser_
真剣な表情でアーティストを見つめるヤフー。それに対しイラストの中のヤフーは…得意げな顔でサーフィン!
ヤフーが所属するボランティア団体によると、「じっとしている事により忍耐力を身に着ける訓練だったのでは?」とのことです。
障がいを持った人とペアになってからは、どこに行くにも一緒に行動する必要がある介助犬。だからこそ今回のようにテーマパークも経験しておく必要があるのですね。
そして、どれだけ愛情を持って育てても、パピーウォーカーと犬いつかは離れなくては行けない運命。
パピーウォーカーさんは、もうすぐ離れるヤフーとの最後の思い出を作るために、ディズニーランド訓練をかねてディズニーランドに遊びに行き、そして似顔絵を描いてもらったのでは。そんな想像もしてしまいました。
この団体では介助犬を育成し、障がい者たちに無料で介助犬を提供しているそうです。
いつかヤフーが立派な介助犬になって、再びディズニーランドに来る日があったらステキですね。