儚くも美しい映画『人類遺産』 世界70ヶ所以上の『廃墟』に圧倒される
公開: 更新:

【2025年】こぐま座流星群はいつがピーク?時間や方角、観測のコツまで徹底解説!クリスマス前にピークを迎える『こぐま座流星群』を観測しませんか。本記事では、2025年のピーク時刻や方角、観測のコツを分かりやすくお伝えします。

「これは本当に大切」「常識になってほしい」 『7万いいね』を集めた注意喚起とは厳しい冷え込みの日が増えてきた、2025年12月上旬現在。商用車メーカーに勤務している、@trucknakanohitoさんが、Xに投稿した『ある注意喚起』が話題になっています。






世の中には様々なマニアが存在し、その中でも根強い人気を誇るのが『廃墟』です。
「少し怖いところが良い」
「人が生きていた痕跡を感じられる」
「幻想的」
人々を魅了してやまない廃墟、その魅力に迫った映画が2017年2月に日本で公開されることになり、話題を呼んでいます。
タイトルは『人類遺産』。4年の撮影期間を費やし、世界70ヶ所以上の廃墟をまとめた映画です。
監督はロングランヒットとなった映画『いのちの食べ方』で知られる、ニコラウス・ゲイハルタ。
『いのちの食べ方』では、ナレーションや音楽を排除し、食べ物の生産現場をリアルに写した撮影方法が印象的です。
そんな彼が映し出した『廃墟』は、私たちが抱く『廃墟』のイメージとは少し異なるはず。
ナレーションも音楽もなく、ただ静かに廃墟が映し出される予告編。
かつて人がたくさん集まっていたであろう場所は、どこか寂し気。しかし不思議な美しさに包まれており、独特な雰囲気が映像からも伝わってきます。
鋭い視点から社会を批判し、強いメッセージを作品に込めることでも知られるニコラウス・ゲイハルター。
この『人類遺産』で伝えようとしていることは一体何なのか、本編が待ち遠しいです。
人類遺産
2017年2月 シアター・イメージフォーラムほか全国公開
(C)2016 Nikolaus Geyrhalter Filmproduktion GmbH
[文/grape編集部]