三大流星群『ふたご座流星群』2016年の観測情報 初心者・子どもにもおすすめ
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【2025年】今年のしし座流星群はいつ見頃?方角や観測を楽しむコツ、次回の大出現予測まで紹介!今年のしし座流星群はいつ見頃を迎えるのでしょうか。本記事では、観測を楽しむためのコツや、大出現の歴史、次回の大出現予測まで紹介します。
- 出典
- 国立天文台






毎年12月13日~14日ごろに極大日(ピーク)となり、観測しやすい流星群が『ふたご座流星群』です。
ほぼ安定してたくさんの流れ星が流れることから、1月の『しぶんぎ座流星群』8月の『ペルセウス座流星群』とともに『三大流星群』と呼ばれます。
2016年は14日がピークとなります。
『ふたご座流星群』はほぼ一晩中流れることから、遅い時間に起きていることが難しい子どもにとっても観測しやすい流星群です。
2016年は数が少なめ
2016年の『ふたご座流星群』は、残念ながら日本で観測できる数は例年に比べて少なめになりそうです。
数が極大を迎える時間が、日中の14日午前9時ごろとなってしまいます。また、夜は満月のため、月あかりが強く見えづらい状態に。
それでも1時間に10個程度は観測できますので、あきらめずに年に1度の天体ショーを楽しみましょう。流星の光はとても小さく、周囲の明るさの影響で見えづらくなってしまいますが、月あかりにも負けない輝きを持つものを見つけたいですね。
観測は暖かくして
観測に適した場所は、ビルなど視界を遮るものが少ない、空が広く見られる場所です。
より広い範囲に目が届くように、レジャーシートを敷いて寝転がれる場所があればベストです。街の明かりや、月あかりが目に入らないように角度の工夫をしましょう。
12月の流星群観測は、やはり寒さ対策が重要。観測する際には、インナー・コート・マフラー・手袋などでしっかり身支度するだけでなく、携帯カイロ、ブランケットなどのグッズもお忘れなく。
レジャーシートに寝転がる際は、地面からの冷えはかなりのもの。毛布などを用意して対策を。
準備が万端に整ったら、たくさんの流れ星が見られることをお祈りしましょう。そして流れ星が見えたなら、大事な願いごとを…
[文/grape編集部]