『こと座流星群』がもうすぐピークに!
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1300年に一度の『レモン彗星』 高校生が撮影した1枚に「いいことがありそう」1300年に一度の『レモン彗星』を、東京都立立川高校天文気象部の高校生が3週間の粘り強い観測の末に捉えました。エメラルドグリーンの尾が夜空に輝く、幻想的な1枚をご覧ください。

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本州では、ほぼ桜の見ごろも終わる4月下旬。
1月に極大日(流星群のピーク)を迎えた『しぶんぎ座流星群』から、今年二つ目の流星群となる『4月こと座流星群』が極大日を迎えます。
流星群の観測しやすい時間帯や方法などについてご紹介します。
極大日は4月22日
2016年の4月こと座流星群は、4月22日のお昼14時頃に極大日を迎えます。流星のピークを観測することはできませんが、前後2,3日は観測しやすい日が続きますので、22日や23日の夜半から明け方までが狙い目です。
4月こと座流星群は、明るめの流星が流れやすいため、肉眼でも観測しやすい流星群。ただ、今年は極大日が満月と重なっているため、観測条件はあまりよくありません。
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観測する際は、空が明るくなっている満月周辺を視界に入れないようにすると、多少見やすくなります。
約2,700年前から観測され続けている4月のこと座流星群は、毎年それほど多くの流星が流れるわけではありません。しかし、1945年には一時間に90個もの流星が流れるなど、突発的に流星の数が増加することもあり、目が離せない流星群の一つです。
ちなみに、4月22日の満月は、今年最も小さな満月となります。空が明るいなど、4月のこと座流星群が見にくい時は、小さな満月だけでも観測するといいかもしれませんね。
※画面端から端まで流れる光は、飛行機などで流星ではありません。