『こと座流星群』がもうすぐピークに!
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数日がかりで撮影を続けて… 高校生の努力が結実した『幻の銀河』の1枚3200万光年の彼方にあるとされ、暗さや判別の難しさから『幻の銀河』と称される『ファントム銀河』。22025年11月、東京都立立川高校天文気象部員が、幻想的な渦巻き状の銀河の撮影に成功しました。

太陽で巨大な爆発が起きて… 北海道で見られた光景に「これはすごい」2025年11月12日の夜、太陽の巨大な爆発によって、北海道で観測された赤いオーロラ。摩周湖のあいす(@mashukoice)さんがとらえた、天の川と『共演』する幻想的な1枚が、Xで大反響を呼びました。






本州では、ほぼ桜の見ごろも終わる4月下旬。
1月に極大日(流星群のピーク)を迎えた『しぶんぎ座流星群』から、今年二つ目の流星群となる『4月こと座流星群』が極大日を迎えます。
流星群の観測しやすい時間帯や方法などについてご紹介します。
極大日は4月22日
2016年の4月こと座流星群は、4月22日のお昼14時頃に極大日を迎えます。流星のピークを観測することはできませんが、前後2,3日は観測しやすい日が続きますので、22日や23日の夜半から明け方までが狙い目です。
4月こと座流星群は、明るめの流星が流れやすいため、肉眼でも観測しやすい流星群。ただ、今年は極大日が満月と重なっているため、観測条件はあまりよくありません。
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観測する際は、空が明るくなっている満月周辺を視界に入れないようにすると、多少見やすくなります。
約2,700年前から観測され続けている4月のこと座流星群は、毎年それほど多くの流星が流れるわけではありません。しかし、1945年には一時間に90個もの流星が流れるなど、突発的に流星の数が増加することもあり、目が離せない流星群の一つです。
ちなみに、4月22日の満月は、今年最も小さな満月となります。空が明るいなど、4月のこと座流星群が見にくい時は、小さな満月だけでも観測するといいかもしれませんね。
※画面端から端まで流れる光は、飛行機などで流星ではありません。