ダジャレだけど、大切な感染予防法 「ノロウィルス感染者が吐いたら?」
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おう吐や腹痛、下痢などの症状を引き起こすノロウィルス。
厚生労働省によると、感染方法はさまざまですが、多いのは「ノロウィルスに感染した患者を介しての二次感染」だと言います。
特に、家族や学校、会社などで近い存在の人がノロウィルスに感染した場合は注意が必要です。
おう吐を繰り返すノロウィルスを除菌するために!
ノロウィルスに感染してしまった場合の主症状は、おう吐。このおう吐物の中には、大量のノロウィルスが含まれています。
当然、二次感染を防ぐためには、このおう吐物を殺菌、処理しなければいけません。しかし、ノロウィルスは、アルコールや酸素系漂白剤では殺菌できないのです。
それでは、どうやってノロウィルスに感染した人のおう吐物などを処理すればよいのでしょうか。
小児科学会の専門医であり、指導医でもあるTwitterユーザーのkamekura(@kamekurasan1)さんが覚えやすく、分かりやすい表現で説明し、大きな注目を集めています。
ノロウィルスを殺菌するために必要なのは、酸素系漂白剤ではなく、塩素系漂白剤。
そして、その代表格が、キッチンハイターだと言います。
しかし、現時点でノロウィルスに感染していない人にとっては、それほど切実な問題ではないため、なんとなく聞き流してしまうかもしれません。
だからこそ、あえて投稿者さんは恥を忍んで、こう言ったのです!
だ、ダジャレかいっ!!!
思わず突っ込んでしまいたくなるような標語ですが、実はとても大事なもの。
ノロウィルスを他者に感染させないために、必ず覚えておかなければならない言葉だと言います。
厚生労働省のノロウィルスに関する情報の中にも「汚物中のウイルスが飛び散らないように処理した後、消毒が必要」「家庭用の次亜塩素酸ナトリウムを含む塩素系漂白剤でも代用できる」と書かれています。
もちろん、使用上の注意をきちんと確認して使わなければいけませんが、自分もしくは近い人がノロウィルスに感染した際の対処法として覚えておいた方が良さそうです。
12月から1月にかけて感染者数がピークを迎えると言われるノロウィルス。
「実際に感染者のおう吐物などを処理する」ということは、誰にでも起こり得るシチュエーションなので、「吐いたらハイター」をしっかり覚えておきましょう。
[文/grape編集部]