味方とひたすらラリー…って、どいういうこと?ブラジル発祥のスポーツが斬新すぎる!
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店員「一声おかけください」 続く言葉に「腹抱えて笑った」「これは仕方ない」店内に掲示されたお願いの貼り紙。その内容に目を疑う人が続出!
12個入り…だったよね? 変わり果てた『アルフォート』の姿に「笑った」「乱雑に扱った革財布」ある写真をXに投稿した、@suibun_waterさん。 投稿を見て「スマホケース」「財布」といった物を連想する人が、後を絶ちませんでしたが、実は写真にうつっていたのは…。
みなさん、フレスコボールというスポーツをご存知でしょうか?
テニスのボレー×ボレーのように、地面にボールを落とさずにラリーを続ける競技です。
味方に向かって打つ競技、フレスコボール
そもそもフレスコボールとは、どのような競技なのでしょうか。
2016年の夏にオリンピック・パラリンピックが開催されたブラジル・リオデジャネイロが発祥の、ビーチで行うラケットスポーツです。五輪でビーチバレーの会場となったコパカバーナ・ビーチが発祥の地と言われています。
なんといってもその特徴は味方同士でラリーをするというところ!
向かい合った味方の選手と、ボールを落としたりすることなく、いかに長く空中でラリーを続けられるか、を競うんだそうです。相手を負かすスポーツではなく、味方と協力するペアスポーツなんですね!
一般社団法人日本フレスコボール協会に問い合わせたところ、現在の競技者数は1000人。ちなみにこちらは、これまでのラケット購入者の延べ人数を元に算出しているそうです。
まだまだ競技人口が少なく、テニスや卓球といったラケットスポーツ経験者には有利に働きそうですね!
どうやって勝敗をつける?
味方と協力するということは、相手を負かさない。つまり、どのように勝敗をつけるのでしょうか。勝敗の付け方はペア毎に採点が審判を行い、ペア毎の点数に応じて順位付けがなされます。
ラリーを競技時間5分間行い、その中のプレーを審判が評価・採点します。評価項目としては、落球回数・ラリースピード・アタック回数・ダイビングなど多岐にわたります。
日本代表への道のり
日本代表になるには、日本ランキングで上位になる必要があります。
日本フレスコボール協会が2017年に日本国内大会を3大会開催。その大会に出場し、獲得したポイントの合計点で上位に入れば日本代表として選出されます。
日本代表となれば、2017年12月にブラジル・リオデジャネイロで開催されるブラジル最高峰の大会へ日本代表として派遣されるんです。
日本代表になれるだけでなく、ブラジルにまで行けてしまうとは、なんとも夢のある話ですね!初心者向けの練習会「フレスコボールビギナーズワークショップ」が1月21日に開催されるそうなので、興味がある方は、まずはこちらに参加されてはいかがでしょうか。
現役の日本代表選手も参加されるとのことですので、対戦できるチャンスがあるかもしれませんよ!
[文/grape編集部]