遊んでいるように見える、波打ち際の少年 しかし、実はとても危険な状況です
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※写真はイメージ

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夏を迎えると一気に活気づく海辺。楽しい時間を満喫する人で賑わいます。
その一方で、夏になると毎年のように、海水浴客が海でおぼれ、命を失うという悲しいニュースを耳にします。
「沖に出なければ大丈夫」
「浅瀬で遊ぶから問題ない」
「そもそも、無茶な真似はしない」
事故にあわないためにも、こうした心がけは必要です。しかし、海の『危険』は意外なところに潜んでいるものなのです…。
「浅瀬だから大丈夫」は通じない
波打ち際で遊んでいた1人の男の子。そんな彼を見て、父親らしき男性は「戻っておいで」と手招きをします。
しかし、なかなか男の子は戻ってこようとしません。遊び足りないから戻ってこないのかと思いきや、周囲の大人たちが男の子の異変に気付きます。
『戻り流れ』と呼ばれる、砂浜の上で強く速く海へ戻る水の流れに巻き込まれ、なかなか前に進めない男の子。
もしもあのまま周囲の大人たちが気付かなかったとしたら…男の子は、沖まで流され溺れていたことでしょう。
この『戻り流れ』による事故は、2015年5月に新潟県でも起きており、その際には5人もの尊い命が失われました。
一見、遊んでいるようにしか見えないのが『戻り流れ』の怖いところ。また、流されている本人ですら、危険な状態におちいっていることに、すぐには気付けません。
強い波の日に発生しやすいといわれている『戻り流れ』。「まさかこんな波打ち際で」とは思わず、どんな場所にでも危険が潜んでいる意識を持つ必要があります。
[文・構成/grape編集部]