「本当の治療とは?」 心をケアする医師の想いが垣間見える1枚の写真
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「猫を作ります」 宣言して3日後に、完成した木彫り作品が?「感動した」「天才かよ」「猫を作ります」という宣言とともに、写真を公開したのは、趣味で木彫りの作品を作っている、鑄(@CopperAndHammer)さん。 写っているのは、長方形の木材に下絵をされた猫。 一見シンプルに見えるこの下絵ですが、一体どんな作品に生まれ変わるのかが気になりますね。

飼い主「狙われていることに気付かず、ニッコニコ」 愛犬の後ろに写っていたのは…「背後を狙われていることに気付かず、ニッコニコの犬」このようなコメントを添えて、Xに写真を投稿したのは、ペキニーズのハオくんと暮らす、飼い主(@hao_kochi)さんです。
修繕ではなく治療をしていた医師
手術をしているのは、トラヴィス・グロスという名の医師。実は、この写真を撮影する直前まで、ダウン症の少年ライアンくんの手術をしていました。
術後、ライアン君が大事にしている『ぬいぐるみ』の腕の部分にほつれがあることに気付いたトラヴィス医師は、それを『治療』します。
この写真は、その様子を見たスタッフが撮影したもの。すぐにFacebookに投稿されました。
この写真が公開されると、直後からFacebookページには「素晴らしい」と絶賛のコメントが!
また、ライアンくんと同じように、「ぬいぐるみを治療してもらったことで勇気付けられた」というコメントや写真も投稿されていました。
病気を治すためには、身体を治療するだけでなく、心のケアも大切なのでしょう。
特に子どもの場合は、大人以上にそういった細やかな気配りが欠かせないようで、「私たちスタッフは子どもに快適で、安全だと感じてもらうための努力を惜しみません」という病院としての決意表明のような一文も写真と共に投稿されています。
とても素晴らしい信念と、その行動力に頭が下がる思いです。
[文/grape編集部]