「1mmも理解できん!」 沖縄のスーパーで出会った『貼り紙』が、もはや呪文
公開: 更新:
1 2

『2時間1850円飲み放題付き』の看板 多くの人が吹き出した理由に「天才」「面白すぎる」自然豊かで、観光地としても高い人気を誇る沖縄県。大自然の絶景など、思わずカメラを構えたくなる景色が多くある中、Instagramに投稿されたとある看板の写真に、5万件を超える『いいね』が付き、反響が寄せられました。

思わず二度見する飲食店の看板 「うちの夫も預けたい」「私も預かって」沖縄県にある旅行会社『沖縄ツーリスト』のInstagramアカウント(okinawatourist_ots)で公開された、焼き鳥店『鳥正』の看板をご紹介。飲み放題の告知に、気になる言葉が書かれていて…。
- 出典
- @sagsanaide
沖縄の人にとっては当たり前の言葉
それでは、多くの人が解読を諦めてしまうほど、難解な貼り紙をご覧ください。
???
何かの注文を受け付けるための貼り紙であることは分かりますが、それ以上のことは全く理解できない貼り紙。
3つの単語が、それぞれ何を示しているのかと言うと…
ヒヌカンとは、火の神様のこと。
ウグヮンブトゥチとは、旧暦12月24日に行われる「御願解き」のことで、天の神様に家庭での出来事を報告したり、願い事をしたりする日。これを「ヒヌカンの昇天」と言うこともあります。
そして、ウチャヌクとはヒヌカンにお供えをする、三段重ねの小さな餅のこと。貼り紙したのイラストが、まさにウチャヌクを表しているのです。
つまり…
ウグヮンブトゥチ(ヒヌカンの昇天)という御願解きでお供えする、ウチャヌクという三段重ねの小さなお餅の注文を受け付けていますよ
この貼り紙が意味しているのは、こういうことなのでしょう!
沖縄県民以外は、簡単に理解できなくて当然といった印象です。
ちなみに、旧暦2016年12月24日は、新暦で言うところの2017年1月21日。多くの家庭で、ウグヮンブトゥチが行われたそうです。
[文/grape編集部]