両手両足がない赤ちゃんを養子に迎えた夫婦 「この子にひと目ぼれした」
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
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フィリピンの小さな村で誕生した女の子、マリアちゃん。クリッと目が可愛らしい彼女は生まれつき両手両足がありません。
マリアちゃんは生後6ヶ月のときから、孤児院で暮らすことになりました。その孤児院はハンディキャップを持つ子どものケアが行き届いていて、マリアちゃんはたくさんの優しいスタッフたちに、大切に育てられていました。
新しい家族との運命の出会い
その頃フィリピンから遠く離れたアメリカのユタ州では、マリアちゃんの運命を変える出来事が起ころうとしていました。
エイドリアンさんとジェイソンさんのスチュワート夫妻には3人の子どもがいます。
1番下はフィリピンから養子に迎えた男の子。そしてもう1人フィリピンから養子を迎えたいと願っていた夫妻は、無邪気にほほ笑むマリアちゃんの写真を見つけて一目惚れしてしまったのです。
出典:Stewart Family
ハンディキャップのある子どもを養子に迎えることは考えていなかった夫妻でしたが、マリアちゃんを見たとたん特別な思いが込み上げてきたのだそうです。
「この子を私たちの娘として迎えよう」そう決心した夫妻は正式に養子縁組の申し込みをしました。それから1年後、ついにマリアちゃんは新しい家族と初対面を果たします。
最初は緊張のせいか、エイドリアンさんに抱かれると泣き出してしまったマリアちゃん。でも夫妻の愛情が少しずつ伝わったのでしょう。次第に彼女は笑顔を見せるようになりました。
出典:Stewart Family
夫妻はゆっくりと時間をかけて、マリアちゃんと心の距離を縮めていきました。そして初対面から約2週間後、ついにマリアちゃんがアメリカへ渡る日がやってきます。家に着くと、もうひとりのお姉ちゃんとお兄ちゃんが可愛い妹を温かく迎えてくれました。
マリアちゃんが家族の一員となってから1年後、エイドリアンさんはFacebookにその喜びをシェアしています。(現在は投稿が非公開になっています)
家族の愛情をたっぷりと受けて元気いっぱいの女の子に成長しているマリアちゃん。血のつながりを超えた素晴らしい家族と一緒に、きっと彼女はこれからどんなことでも乗り越えていけることでしょう。
[文・構成/grape編集部]