我が子を亡くした母犬と母親を失った子犬 癒しあってみんなが幸せになった
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夜の散歩で映えた“ピカピカ首輪”をつけた犬 その表情に癒やしが止まらない柴犬のそらまめくんと暮らす、飼い主(@soramame_inu)さんは、愛犬と公園を散歩していた時の様子をXに投稿しました。 周囲が暗かったため、愛犬の表情を見るために、飼い主さんがカメラの明度を上げて撮影すると…。

「ごはんはまだですか?」無表情で訴える柴犬 その顔が『プレゼンを聞く上司』にそっくりと話題柴犬のジャンヌちゃんが浮かべた、部下のプレゼンテーションに耳を傾ける上司のような表情が、Xで大きな反響を呼びました。飼い主(@shibainu_Jeanne)さんの投稿を紹介します。
生まれたばかりの我が子を突然失ってしまったら…。その悲しみは言葉では表現できないほどだと思います。それは人間だけでなく、どんな生き物でも同じなのではないでしょうか。
アメリカのオレゴン州に暮らす犬のデイジーは元気な7匹の赤ちゃんを産みました。デイジーの飼い主であるジェシカさんは、彼女と子どもたちのために納屋の中に居心地のよいベッドを作ってあげました。
その後、悲劇が起きたのです。
納屋が火事になり、デイジーの子犬たちはこの世を去ってしまったのです。
我が子を失い悲しみに打ちひしがれる母犬
子どもたちを失ってから、デイジーは悲しみですっかり元気をなくしてしまいました。そんな可哀想な姿を見たジェシカさんの妹は、デイジーの心を癒してあげたいと思い、Facebookで 「母親のいない動物の赤ちゃんを探しています」という書き込みをしました。
するとこの投稿が地元メディアに大きく取り上げられ、まもなくジェシカさんのもとに連絡が入ったのです。
「生まれてすぐに母親を亡くした子犬たちがいます。」
子どもを失った母犬と母親を亡くした子犬たち
こうしてデイジーは8匹の子犬を『里親』として育てることになりました。
すると子犬たちに母乳をあげて世話をするうちに、デイジーの表情が明るくなっていったのです。
傷ついたデイジーの心は子犬たちのおかげで確実に癒されたようです。そしてお母さんを亡くした子犬たちにとっても、母親のようなデイジーの愛情が必要だったのでしょう。
子犬たちは離乳する時期までデイジーが育て、その後は父親の元に戻されたということです。
一時的とはいえ、再び母として小さな命を育てる喜びを感じ、デイジーは生きる目的を思い出せたのではないでしょうか。笑顔が戻って本当によかったですね。
[文・構成/grape編集部]