駅のツバメの巣の下にフン受けを設置「京王電鉄、優しい!」
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配達員の『接客態度』を本社に伝えた女性 ポストに投函されていたのは…佐川急便の配達員から感じのよい接客を受けた女性。サイトで報告すると、後日投函されていた不在通知に「お褒めいただきありがとうございます」とメッセージが書かれていました。

トイレから戻ったら、カーテンレールにいたのは… 目にした光景に、ゾットルクメニアンワシミミズクの鼓珀(こはく)さんと暮らす飼い主(@SiO2_ORio)さんが、Xに投稿した1枚に、戦慄する人が続出しています。ネットをざわつかせた衝撃の1枚とは…?
近年はツバメが巣をつくるのに適した里山や、軒下がある日本家屋が減少。その結果、ツバメが駅に巣を作ることが増えています。
そこで問題になるのが、ツバメのフン。
落ちてきたフンで駅の床が汚れたり、利用客に直撃したりすることも…!
多くの利用客が通行する駅構内には、なるべく巣が作られないようにネットを張るなどの対策がされています。では、巣が作られてしまった時は、ツバメは駅から追い出されてしまうのでしょうか。
京王電鉄の優しい試み
京王電鉄株式会社は、認定特定非営利活動法人バードリサーチの協力を得て、2014年から駅にツバメのフンの受け板を設置しています。
利用客に迷惑をかけないのはもちろん、ツバメの住環境にも配慮した試みです。
2017年は、京王電鉄のキャラクター『けい太くん』をあしらったデザインの板が使われることになりました。
こちらは、2016年の京王線若葉台駅でのツバメの巣の様子です。愛らしいツバメのヒナたちが何羽も顔をのぞかせています。
新しいデザインでは、左下でけい太くんがニッコリ。優しい気持ちが伝わってくる、可愛らしいデザインのフン受けです。
けい太くんデザインのツバメのフン受け板が設置されるのは、巣作りをする時期である4月~7月ごろ。ツバメの子育ての様子が見られるのが楽しみですね。
[文・構成/grape編集部]