父が娘のために、オレンジを『むかなかった理由』に涙
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「高級店しか行ったことないの?」 スーパーに寄せられたクレームにドン引きスーパーのレジに意見する客。貼りだされた意見カードに書かれていたのは、目を疑うような身勝手な言い分でした。

父親「チンしてね」 娘への昼ごはんに「クオリティが高すぎる」「愛がいっぱい」日々、娘さんにお弁当を作っている、父親の、内田直人(bento_star)さん。ある日、PTAの集まりに行くため、娘さんの昼食をテーブルに用意して出かけたそうです。一見すると、いつも学校で食べているお弁当なのですが、蓋を開けると…。
あるお父さんが、娘のためにオレンジの皮をむかなかった理由に、多くの賞賛と涙が集まっています。
Meg(@megsullivan07)さんが、高校生活の最後に受け取ったお父さんからのランチ。そこには、温かなメッセージが込められていました。
父がオレンジの皮をむかなかった理由
Megさんのお父さんは可愛い娘のために、幼稚園のころからわざわざむいたオレンジを、ランチに入れていたそうです。
彼女が大きくなり、高校を卒業する日。いつものランチとは違い、オレンジの皮がむかれていませんでした。
そして、オレンジとともに1枚のメモが入っていたのです。
出典:@megsullivan07
悲しそうな表情のイラストと、「いまがその時だよ。愛しい娘」と書かれたメモ。それを開くと…。
出典:@megsullivan07
オレンジのむき方が印刷されていました。
Megさんは、高校を卒業したら親元を離れて大学に通うといいます。このむかれていないオレンジは、お父さんからの「これからは、自分のことは自分でできるようにしなさい」というメッセージだったのです。
さみしい気持ちを抑えつつ、娘を支える手を離したお父さん。その気持ちを想像し、多くの人の目に涙がにじみました。
お父さんの、ちょっと切なくも深い愛情を感じる、素敵なエピソードでした。
[文・構成/grape編集部]