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「この子を買わないで」と書かれたぬいぐるみ 店員が素敵な対応!

By - grape編集部  公開:  更新:

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出典:David Bateman

イギリスのスーパーマーケット『ASDA』で働いている、デイビット・ベイトマンさん。

彼はある日、店内のオモチャ売り場で気になるものを見つけました。

「この子を買わないで!」子どもからのメッセージ

目に入ったのは、オモチャ売り場の通路に置かれた、パンダのぬいぐるみ。

ぬいぐるみは、なぜかダンボールに入れられていました。

そしてダンボールには、子どもが書いたと思われる字で、こう書かれていたのです。

ぼくのお母さんは、パンディを買うお金が足りませんでした。
なので、来週の6月15日にパンディを買いにきます。

お願いします。それまで、この子を買わないでください。

未来の持ち主より。

パンダの名前は『パンディ』!

David Bateman ーより引用(和訳)

書かれていたのは、ぬいぐるみの『未来の持ち主』からのメッセージ。

どうやらこの子は、早くもぬいぐるみに『パンディ』という可愛らしい名前もつけているようです!

「この子の新しいお家を探しています」

デイビットさんは、『未来の持ち主』に向けて、自身のFacebookにパンディのことを投稿しました。

「パンディは、君のことを待っているよ」…という思いを込めて。

数日後、『未来の持ち主』が現れた!

『未来の持ち主』の正体は、10歳のレオンくん。

レオンくんの話によると、「パンディを買って」とねだったところ、お母さんに「15日の給料日まで待ってね」といわれたのだとか。

そして、周囲に置いてあったダンボールの中にパンディを入れ、あのメッセージを書いたそうです。

レオンくんの話を聞いた店員たちは、自分たちのお金でパンディを買ってあげることにします。

夢にまで見たパンディをプレゼントしてもらい、写真に映るレオンくんはまぶしいほどの笑顔です!

店員たちの心優しい行動を受け、レオンくんのお母さんはASDAにこうコメントしました。

「今年の1月、私の愛しい息子・オリバーが生後4日で亡くなりました。
家族全員…中でも子どもたちは、本当に悲しい思いをしました。

今回の出来事はレオンにとって、とても嬉しい出来事だったと思います。
彼は今、本当に幸せです」

News & Blogs ーより引用(和訳)

生まれたばかりの弟が旅立ってしまい、悲しい思いをしたレオンくん。寂しかったからこそ、どうしてもパンディを家族に迎えたかったのかもしれませんね。

大好きなパンディと一緒なら、レオンくんは毎日笑顔でいられることでしょう!


[文・構成/grape編集部]

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