「親を助けるために読書感想文を売っています!」 こんな声に、カンニング竹山が?
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- 出典
- ビビット
朝のニュース番組『ビビット』(TBS系)にコメンテーターとして出演中の、タレントのカンニング竹山さん。
2017年8月28日に放送された回では、読書感想文がフリマアプリで売買されているという、衝撃の実態が放送されました。
読書感想文の売買は、以前から問題視されていました。
ネット上では「読書が嫌いになる原因だからいらない」「兄弟が代わりに書くのなんて前からあった」という賛成派がいれば、「読書感想文で本好きになる人がいるかもしれないだろう」「文章を書く勉強になる」などの反対派もいました。
さまざまな意見が飛び交っている中で、番組は問題に深く切り込んでいきます。
番組がフリマアプリを調べてみたところ、読書感想文は小学生でも買えそうな価格設定で、すでに購入済みになっているものもありました。
読書感想文を購入することについてどう思うのかを、番組が街頭インタビュー。
すると、「買ったら宿題の意味がない」という反対意見がある一方、「子どもの宿題を手伝う手間が省けるため、親は助かる」という賛成意見もありました。
番組が出品者の1人に話を聞くと、こんな答えが返ってきました。「宿題は親が見ることになる。共働きの親は、忙しくて見る時間がない」という自身の経験から、親を助けるために読書感想文を売っているそうです。
※写真はイメージ
また、実際に購入していた人を調査すると、受験生の子どもがいる親だと判明。受験勉強に追われて、宿題に手が回らない子どもを心配して購入したそうです。
静岡県の小学校勤務の教師は、読書感想文の売買について、以下のようなコメントをしています。
読書感想文の売買は、時代の流れを感じさせるものでした。
MCの真矢ミキさんは、フリマアプリでの売買について、こんな見解を示しましています。
時間や能力など、さまざまなものを求めて、フリマアプリに人が集まっているようです。
はたして、読書感想文の売買は、世の中に受け入れられていくのでしょうか。
カンニング竹山さんは、憤りながら次のようにコメントしています。
「親のため」「子どものため」といいながらしていることが、本当の意味で、「その人のため」にはなっていない、といいたいのでしょう。
カンニング竹山さんの意見に、ネット上ではこんな声がありました。
読書感想文の売買は、宿題を通して学ぶ機会を子どもが失う、ということにほかなりません。
竹山さんの怒りは、子どもたちのことを思って、抑えきれずに出て来たものなのでしょう。
[文・構成/grape編集部]