「忘れられてるかもしれないけど」認知症のおばあちゃんに孫がしてあげたこと By - grape編集部 公開:2017-09-20 更新:2018-03-07 おばあちゃん認知症 Share Post LINE はてな コメント 年々増え続ける高齢者の認知症。高齢者の人口増加と共に、より認知症患者は増えていくと考えられています。 Yちゃん(@kataba333)さんも認知症のおばあさんと関わる1人。Twitterに1枚の画像を投稿し、見る人たちの心を温めました。 何歳になっても女の子 ある日、投稿者さんは化粧っ気のないおばあさんを見て、あることを思い付きます。 それは、おばあさんの爪にマニキュアを塗って、綺麗にしてあげること。 顔は鏡がないと見ることはできませんが、手ならいつでも見ることができます。ふとした時に見つめる手が綺麗だったら…それだけで嬉しい気持ちになりそうです。 実際におばあさんに施してあげたマニキュアがこちらです。 歳を重ねて刻まれたシワと白い肌が、自然な色合いのマニキュアと相まって、綺麗に仕上がっています。 いくつになっても女の子。マニキュアを塗られた手を見て、おばあさんはとても喜んでくれたそうです。 認知症の祖母にマニキュアを塗った。手は鏡がなくても目につくので良いみたい。何歳になっても女の子、とても喜んでくれた。孫としての私は忘れてしまったみたいだけど、おばあちゃん専属ネイリストとしてよろしくね。 pic.twitter.com/AgdDPlBZwz— Yちゃん (@kataba333) 2017年9月17日 心の温まる投稿者さんの対応に、優しいコメントがあふれていました。 とっても素敵です。お孫さんの心も、おばあちゃんの指先も! 僕も入院中の父親の爪を磨いてます。爪がピカピカだと「健康になったんじゃ?」って本人が錯覚してくれると期待してます。 自分もおばあちゃんにしてあげられればよかったな。 介護しなきゃと気張らず、認知症の女性の心を刺激できて、触れ合いもある。会話にもなるし、肌のふれあいは安心につながるのでとてもいいと思います。 「もしかしたら、孫としての自分は忘れられているかもしれない」と心配している投稿者さん。 認知症では、いくら関わりを持っても覚えてもらえず、「本人も介護する側もつらい思いをする」という話をよく聞きます。 それでも「おばあちゃん専属のネイリストとして関わっていこう」と心を決めるのは、簡単なことではなかったはずです。 その優しい気持ちは、絶対におばあさんに伝わっています。大変なことはたくさんあるでしょうが、このままおばあさんとの触れ合いを続けていってほしいですね。 [文・構成/grape編集部] 出典 @kataba333 Share Post LINE はてな コメント
年々増え続ける高齢者の認知症。高齢者の人口増加と共に、より認知症患者は増えていくと考えられています。
Yちゃん(@kataba333)さんも認知症のおばあさんと関わる1人。Twitterに1枚の画像を投稿し、見る人たちの心を温めました。
何歳になっても女の子
ある日、投稿者さんは化粧っ気のないおばあさんを見て、あることを思い付きます。
それは、おばあさんの爪にマニキュアを塗って、綺麗にしてあげること。
顔は鏡がないと見ることはできませんが、手ならいつでも見ることができます。ふとした時に見つめる手が綺麗だったら…それだけで嬉しい気持ちになりそうです。
実際におばあさんに施してあげたマニキュアがこちらです。
歳を重ねて刻まれたシワと白い肌が、自然な色合いのマニキュアと相まって、綺麗に仕上がっています。
いくつになっても女の子。マニキュアを塗られた手を見て、おばあさんはとても喜んでくれたそうです。
心の温まる投稿者さんの対応に、優しいコメントがあふれていました。
「もしかしたら、孫としての自分は忘れられているかもしれない」と心配している投稿者さん。
認知症では、いくら関わりを持っても覚えてもらえず、「本人も介護する側もつらい思いをする」という話をよく聞きます。
それでも「おばあちゃん専属のネイリストとして関わっていこう」と心を決めるのは、簡単なことではなかったはずです。
その優しい気持ちは、絶対におばあさんに伝わっています。大変なことはたくさんあるでしょうが、このままおばあさんとの触れ合いを続けていってほしいですね。
[文・構成/grape編集部]