「忘れられてるかもしれないけど」認知症のおばあちゃんに孫がしてあげたこと
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『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」旅行中に立ち寄った温泉。貼り紙の内容に首を傾げた理由が?
レジ店員「そのカバン…」 レジ店員が客に声をかけたワケが?「これは声かけちゃう」「最近、自信喪失していて、今日もとぼとぼと帰路についていたんだけど…」
- 出典
- @kataba333
grape [グレイプ] trend
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『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」旅行中に立ち寄った温泉。貼り紙の内容に首を傾げた理由が?
レジ店員「そのカバン…」 レジ店員が客に声をかけたワケが?「これは声かけちゃう」「最近、自信喪失していて、今日もとぼとぼと帰路についていたんだけど…」
年々増え続ける高齢者の認知症。高齢者の人口増加と共に、より認知症患者は増えていくと考えられています。
Yちゃん(@kataba333)さんも認知症のおばあさんと関わる1人。Twitterに1枚の画像を投稿し、見る人たちの心を温めました。
何歳になっても女の子
ある日、投稿者さんは化粧っ気のないおばあさんを見て、あることを思い付きます。
それは、おばあさんの爪にマニキュアを塗って、綺麗にしてあげること。
顔は鏡がないと見ることはできませんが、手ならいつでも見ることができます。ふとした時に見つめる手が綺麗だったら…それだけで嬉しい気持ちになりそうです。
実際におばあさんに施してあげたマニキュアがこちらです。
歳を重ねて刻まれたシワと白い肌が、自然な色合いのマニキュアと相まって、綺麗に仕上がっています。
いくつになっても女の子。マニキュアを塗られた手を見て、おばあさんはとても喜んでくれたそうです。
心の温まる投稿者さんの対応に、優しいコメントがあふれていました。
「もしかしたら、孫としての自分は忘れられているかもしれない」と心配している投稿者さん。
認知症では、いくら関わりを持っても覚えてもらえず、「本人も介護する側もつらい思いをする」という話をよく聞きます。
それでも「おばあちゃん専属のネイリストとして関わっていこう」と心を決めるのは、簡単なことではなかったはずです。
その優しい気持ちは、絶対におばあさんに伝わっています。大変なことはたくさんあるでしょうが、このままおばあさんとの触れ合いを続けていってほしいですね。
[文・構成/grape編集部]