美しすぎて羨ましい!? 認知症の父親が見ている世界
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男女共に平均寿命が80歳以上と、長寿である日本人。家族や友人などと長く過ごせる喜びがある一方、長寿であるがゆえの病に悩まされることもあります。
認知症の1種である『レビー小体型認知症』も、その1つ。
『レビー小体型認知症』は、実際にはない光景を見てしまう幻視をともなうことで知られています。
患者によっては不快な幻視をしてしまい、「部屋に怖い人がいた」「気持ち悪い虫がいる」とおびえることも。ですが、世の中にはまったく別のタイプの幻視をする人もいるようです。
88歳の父親だけに見えるもの
さいとー(saitooooo1920822)さんの父親も、『レビー小体型認知症』を患っている1人。
父親の幻視があまりにも美しいので、聞いているとうらやましくなってしまうそうです!
「部屋に知らない子が現れ、走り回る」という一見不気味に思われる幻視も、さいとーさんの父親にかかれば可愛らしい座敷童に。
父親に「静かにしてくれ」と声をかけられた子どもは、とても素直に部屋から出て行ったそうです。
漫画を読んだ人たちからは、「可愛らしいお父様ですね!」「とても優しい生きかたをされてきたのでしょうか。神様のプレゼントかと思われるほど、どれもキレイな光景です」などのコメントが相次いでいます。
なお、さいとーさんによると「現在は薬が効いて、父親の幻視は少なくなった」とのこと。
幻想的な光景の報告が聞けなくなるのは残念かもしれません。しかし、さいとーさんの父親が負担の少ない日常を送れるなら、それが一番だといえるでしょう。
[文・構成/grape編集部]