洗濯物を「叩きすぎる」祖母の理由 認知症になっても忘れなかった習慣
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認知症の祖母の90歳誕生日に孫がネイルを贈った理由 いいね13万件認知症のため、介護施設で暮らしている、フジタさんの祖母。90歳の誕生日プレゼントとして、祖母の爪にネイルを施しました。

認知症の母が誕生日に寿司を買ってきた 「今日が何月何日か分からない」のに1人で外出し、寿司を買ってきた、認知症の母親。偶然にもその日は、特別な日でした。






物忘れが激しくなるほか、著しい判断力の低下などの症状に見舞われる認知症。うちゃか(@sayakaiurani)さんの祖母も、生前、認知症を発症していました。
しかし祖母は、認知症の症状が進行しても決して忘れなかったことがあったといいます。
多くの人が涙した、うちゃかさんの投稿を紹介します。
祖母が続けていたある習慣
「祖母はよく、洗濯物を叩いてから取り入れる人だった」と語る投稿者さん。
ホコリを落とすため、洗濯物を取り込む際に叩いたりゆすったりする人は珍しくありません。
しかし、投稿者さんの祖母の叩きかたは、はたから見ていて「やりすぎでは…」と思えるほどだったといいます。
それでも祖母は毎回、念入りに、丁寧に、洗濯物を叩き続けていました。その理由を、当時の投稿者さんは知りませんでした。
認知症を発症してからも、祖母はその習慣を忘れることはなく、洗濯物を取り込む時や服をたたむ時は、決まって叩いていました。
そんな祖母の習慣を母親に伝えたところ、母親は祖母が洗濯物を叩くようになったきっかけを教えてくれました。
あなたが小さい時に、洗濯物を取り込む手伝いしていたら、おばあちゃんが渡した洗濯物の中にハチが入ってて、あなたの手を刺したでしょ?覚えてない?
その時からおばあちゃんはずっと長い時間、外で洗濯物を叩くようになったのよ。認知症になってもずっと。
「やりすぎ」と思えた叩きかたに込められていたもの
ハチに刺されたのは、幼い頃に洗濯物の取り込みを手伝っていたときのこと。祖母は自分が渡した洗濯物の中にハチがいたことを、ずっと悔やんでいたのかもしれません。
それからというもの、同じことが起きないよう、祖母は洗濯物を取り込むたびに長い時間をかけて叩き続けるようになったのです。
ほかのことは忘れても、孫を守るために始めた習慣だけは覚えていた祖母。母親から聞かされた内容に、投稿者さんは涙を我慢できなかったといいます。
【ネット上の反応】
・本当に大事な部分だけ残して、忘れていくのですね。
・おばあちゃんに会いたくなった…。
・お祖母様の愛が伝わってきて、泣けてきました。
認知症は、症状が進行するとその日の出来事だけでなく、自分の家族のことまでも忘れてしまうことがあるといいます。
それでも、孫を思う気持ちだけは忘れなかった祖母に、深い愛を感じずにはいられません。
[文・構成/grape編集部]