認知症予防に必要な要素が詰まった『あるスポーツ』に注目が集まる
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認知症を予防するためには、食生活などのほか、適度な運動や、人とのコミュニケーションが大切です。
近年、あるスポーツが認知症予防や、健康の維持に効果的だとして注目を集めています。
そのスポーツとは…ビリヤード。
※写真はイメージ
プロスポーツとして競技化されている一方、バーやアミューズメント施設などでレジャーとして楽しむ人も多いビリヤードですが、認知症予防とどのようにつながるのでしょうか。
ビリヤードを2時間遊ぶだけで…?
一般社団法人日本コーチングプロビリヤード協会によると、同協会が開発した『ウォーキングビリヤード』は認知症予防と健康維持を同時に行うことが可能とのことです。
人が1日に歩いている歩数の平均は、約6千歩といわれています。
ビリヤードを2時間遊ぶと、その半分である3千歩相当の運動量を得ることができるとのこと。
これだけでも、高齢化に伴うさまざまな症状の予防や改善につながる可能性があります。
さらに、チームに分かれて対戦をすることで、チームメイトや対戦相手とのコミュニケーションが自然に発生。
また、ボールを落とすための角度など緻密な計算をする必要があり、『手を動かしキューを振りながら、目でボールを狙う』という動作も併せて、脳のトレーニングにもよいとされています。
そしてボールを落とした時に生まれる達成感は、体験してみるとすぐに実感できることでしょう。
年齢や性別などに関わらず、気軽に参加ができることから『生涯スポーツ』ともいわれているビリヤード。
ウォーキングと同等の運動をしながら、人とのつながりや、達成感も味わえることが分かりました。
何より『楽しみながら健康になれる』という点が、素晴らしいですね。
高齢者施設などにビリヤード台が常設される日も、近いかもしれません!
[文・構成/grape編集部]