電車で席を譲って断られた人たちへ ネット上に投稿された『高齢者の本音』に反響
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多くの日本人が知っている、電車内でのマナー。
電車内で立っている高齢者を見たら、席を譲る。
※写真はイメージ
しかし「高齢者に席を譲ろうとしたら断られた」という話を耳にすることもありますよね。
とあるTwitterユーザーが投稿した高齢者の本音が、ネット上で注目されています。
断るのには、こんな理由も
ある日、投稿者さんは祖父と電車に乗っていました。
席を譲ろうとした女性の申し出を、祖父が断る場面に出くわしたといいます。
投稿者さんが理由を尋ねたところ、祖父からはハッとするような答えが返ってきました。
祖父の意見を元につづられた、席を断る高齢者の気持ちがこちらです。
私の祖父が電車で席を譲られるのを断るんだけど、別に強がってるわけじゃないんや…。
一度座ると立ち上がるのが難しい老人もいるのじゃ…。
寝たふりする人が多い中、声かけてくれてありがとうなのじゃ…。
この感謝の気持ち…お姉さんや、全国の席を譲ったのに断られて、傷心している人に届け…。
席を譲られて断る高齢者の本音とは、一度座ると立ち上がるのが難しいというもの。
※写真はイメージ
声をかけてくれることはとても嬉しくありがたいものの、身体の自由が利かないという理由であえて席に座らず、立ったまま電車を利用する高齢者もいるのだそうです。
投稿者さんのツイートに対し、ネット上ではさまざまな意見が飛び交いました。
【ネットの声】
・分かります。腰を痛めていて、車内では立っていたほうが楽なので…。声をかけられた際に断るのも難しいです。
・私も席を譲ろうとしたら「座ると立つのが大変だから」と、何度か断られたことがあります。理由をいってもらえたら納得できるけれど、いいたくない人もいるでしょうね。
・妊婦さんのマタニティーマークのように「譲ってほしい高齢者マーク」があればいいのに…。
・「よかったら座ります?」と声をかけるようにしています。それなら万が一断られても傷付かないし、その後席に座り続けていても恥ずかしくありません。
高齢者だけでなく、障がいを持つ人や妊婦さん、子ども連れの人の中にも、さまざまな理由で席に座りたがらない人はいます。
中には断る理由をなかなか口にできない人や、デリケートな問題があり、いいづらいと感じている人も…。
席を譲る側も、譲られる側も、お互いが気持ちよく自分の意見を口にできる環境を作れたら素敵ですね。
※投稿者様の希望により、Twitterアカウントは伏せて掲載しております。
[文・構成/grape編集部]