ケーキをつまみ食いした女性が「おいしそうだったから」 この理論は、性犯罪と一緒?
公開: 更新:

※写真はイメージ

特殊詐欺に遭いかけた30代男性 冷静さを失った電話内容に「巧妙だ…」警察官を名乗る相手から「『マネーロンダリング』の事件の捜査線上にあなたの名前が上がっている」と告げられたら…。筆者にかかってきた電話の事例と、警察庁への取材内容をもとに、特殊詐欺の巧妙な手口と被害を防ぐための対策を解説します。

京急電鉄「多額の現金をお持ちのお客様へ」 貼り紙の意味深いメッセージに「天才だ…」京浜急行電鉄の北品川駅構内で『オレオレ詐欺』への注意を呼び掛ける貼り紙が、SNS上で「秀逸」「天才」などと注目を集めました。広報担当者への取材で判明した、貼り紙に込められた優しい思いが…?
あまりに『理不尽な行動』を写した動画が話題になっています。
とあるシェフが、丹精込めて作ったウエディングケーキ。それを見た通りがかりの女性が、なんとケーキをつまみ食いしてしまいます。
※写真はイメージ
シェフは怒ります。「なんでこんなことをしたんだ!」と問いただすと、女性のいい分はこうでした。
こんなおいしそうなケーキ、私に「食べて」っていっているみたいじゃないの。
唖然としてしまう、女性の一連の行動をご覧ください。
女性の理不尽な行動に眉をひそめてしまいます。実はこの映像には、「性犯罪」に対しての強いメッセージが込められているのです。
性犯罪の加害者の中には、こういった言い訳をする人がいるといいます。
あんな恰好をしているのが悪い。
彼女のほうから誘ってきたんだ。
相手が「誘惑してきた」と自分勝手な解釈をし、正当化する…この行動は、映像の中でケーキを食べた女性と、なんら変わりません。
ケーキがおいしそうだったからといって、他人のものをつまみ食いしないでしょう。
女性が魅力的だからといって、性犯罪に走らないことと何が違いますか?
そんなメッセージが込められた映像に、「性犯罪防止に売ってつけの映像」「よくいってくれた!ありがとう」とコメントが寄せられています。
性犯罪の被害者に非はなく、責められるべきは加害者のみです。そのことを改めて確認できたのではないでしょうか。
[文・構成/grape編集部]