選挙特番に不満爆発 デーブの意見に共感の声が殺到
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2017年10月22日に行われた、第48回衆院選の投開票。
各地で活発な選挙活動が繰り広げられていましたが、投票が締め切られた後からは、民放各局による『選挙特番』の視聴率争いが始まります。
22日当日、20時を過ぎると選挙特番のオンパレード。各局で、開票状況の速報や今後の政治の行方を解説する番組が放送されていました。
もはや、選挙後の風物詩といってもいい選挙特番に、テレビプロデューサーでタレントのデーブ・スペクターさんが苦言を呈しています。
全く役に立たない
投票が締め切られた1時間後、デーブさんは「600億円もかかった無駄な選挙して楽しそうに伝える特番に納得いかない」とTwitterに投稿。
その後、強い口調でこうも選挙特番について語っています。
本来なら、選挙期間中にこそ各政党の解説や情報が欲しいもの。
だからこそ、公示後、選挙関連の話題に触れなくなる日本のメディアを疑問視する声は以前から上がっています。
なぜ選挙関連の話題に触れなくなるのか…
しかし、公職選挙法の第151条の3には、「放送メディアの選挙に関連する報道や評論については、放送法の規定に従い、自由に放送してもいい」という趣旨の記載があります。
一方で、放送法の第4条には「政治的に公平であること」との記載があり、どこまでが公平な報道で、どこからが違反にあたるのかの解釈が幅広いことも、メディアが選挙の話題を遠ざける一因になっているのでしょう。
多くの共感を呼ぶ
選挙特番に対するデーブさんの意見は多くの共感を呼び、ツイートは3万回以上もリツイートされています。
・同意見です。選挙権を得たばかりの人にこそ、選挙期間中の解説が必要なのではないでしょうか。
・画面の隅っこに流す程度でいいと思う。
・どのチャンネルもいってること同じじゃん。意味あるの?
選挙期間中、個人が制作したと思われる、各政党の主張や政策を比べた一覧表がネット上に出回っていたことからも、多くの人が詳しい解説を求めていたことは明らか。
選挙において、公平さが求められるのは当然です。今後、日本のメディアの報道のありかたがどうあるべきか…今回のデーブさんの発言が、一石を投じたことは間違いありません。
[文・構成/grape編集部]