祖父の日記から出てきた『72年前の紙』 内容に「考えさせられる」「素晴らしすぎて泣いた」
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2023年4月9日、第20回統一地方選挙の前半戦として、都道府県および指定都市の9道府県で、知事選が行われました。
この日の投票率は、過去もっとも低かった47.14%をさらに下回り、46.78%という結果に。残念ながら、投票率の過去最低値を更新してしまいました。
民主主義のもと、民意を反映させるべく行われる、選挙。投票率の低さに対し、ネットからは現代の日本社会を問題視する声が上がっています。
祖父の日記から出てきた、72年前の『投票済証』
この日、Twitterに1枚の写真を投稿したのは、sayaka(@sayaka_anyways)さん。
以前、祖父の日記を整理していた際、ページの間に1枚の紙が挟まっていたといいます。
第20回統一地方選挙という日だからこそ、sayakaさんはその紙を撮影し、Twitterに投稿しました。
日記から出てきたのは、1951年(昭和26年)の投票済証。
この時代の投票率は非常に高く、総務省によると、衆議院議員総選挙では75%前後の数値が記録されています。
残念なことに、「自分1人の投票では何も変わらない」「面倒だから」「興味がない」といった理由で、投票を行わない人も多い現代。
sayakaさんが投稿した祖父の投票済証は拡散され、ネットを通して多くの人が、投票の大切さを再認識させられたようです。
・本来はそれが当たり前のことなのに、投票率の高さが素晴らしすぎて泣ける。
・昔の日本人は、選挙の大切さを知っていたはずなのに、今はなぜこうなってしまったんだろう。
・ものすごく貴重な紙だ。投票できるのは当たり前ではないと考えさせられる。
日本で初めて選挙が行われたのは、1890年(明治23年)の第1回衆議院議員総選挙。
当初、選挙権を与えられていたのは『満25歳以上かつ、直接国税を15円以上収めている男性』であり、投票できるのはごく一部の人だけでした。
しかし、多くの人が声を上げたことで、選挙権を持つ条件が『25歳以上の男性』に変更され、1945年には、やっと女性の参政権が認められたのです。
投票は、多くの先人が努力の末つかみ取った権利。生活しやすい暮らしを作っていくためにも、一人ひとりが行動するべきではないでしょうか。
[文・構成/grape編集部]