握りしめた手 祖母と写した『最期の1枚』が、胸を打つ By - grape編集部 公開:2018-02-07 更新:2019-02-02 おばあちゃん孫高校野球 Share Post LINE はてな コメント 野球部に所属する、高校2年生の中野淳(@yakyuunakanojun)さん。 彼には、絶対に叶えたい2つの夢があります。 孫の夢を支え続けた、祖母の存在 2018年2月3日の夜、最愛の人である祖母の、最期の瞬間に立ち会ったという中野さん。 小学生のころから野球をしている中野さんのことを、1番近くで支え続けてくれた祖母に向け、次のような思いをつづりました。 2018年2月3日土曜日20時41分に、世界で1番好きな人であるおばあちゃんが旅立ちました。 最期を見届けることができてよかった。 小さいころからいままでずっとそばにいて、どこの誰よりも優しくしてくれて、どこの誰よりも厳しくしてくれて、どこの誰よりも僕のことを愛してくれた。 一緒に買い物や、一緒にこたつに入っておはじきやお手玉、一緒にご飯を食べたり、一緒に寝たり、もう思い出が多すぎるぐらい、ずっと2人でいた。 でもなによりもばあちゃんは、自分の野球のことばかり気にしてくれてた。 小学生のころから野球をしてて、毎朝早く起きて弁当を作ってくれたり、背番号を縫ってくれたり。エースナンバーをもらった時は一緒に喜んだり、負けて泣いて帰った時はなぐさめてくれたり。小学生の時、ばあちゃんが試合を見に来てくれてホームランを打てた時は、ばあちゃんも喜んでくれて、すっごく嬉しかった! ばあちゃんの喜ぶ姿を見るのが幸せだった。それが野球のことならなおさら幸せだった。 でも野球辞めたいなんておれがいったら、ばあちゃん悲しい顔してた。何度も何度もばあちゃんには迷惑をかけた。ケンカもした。そのたびばあちゃんの悲しむ姿を見て、心が痛かった。ばあちゃんはおれのために、なんでもしてくれたのに。ごめんなさい。でもこれからは弱音吐かず野球続けるね。頑張るね!恩返しするからね! 小学生の時、おれプロ野球選手になる!ってばあちゃんと約束した! プロ野球選手になって人気者になって、ばあちゃん試合に招待する!って約束した! 約束守るから!!やから見守っててな! おればあちゃんのこと大好きやから、ばあちゃんのためって思ったらなんでもできそう! で、最後に甲子園行くこととプロ野球選手になることを約束した!前からプロ野球選手になることは約束してたけど。 甲子園!!プロ野球選手!! ぜったいに叶える!ばあちゃん応援しとってよ! おれ野球頑張るから! やからおれがサボったり、弱音吐いてたら叱ってよ!!めっちゃ怒ってよ! 最後に。 ばあちゃん本当にありがとう。 世界で1番大好きでした。 正直いったら戻ってきて欲しい。 「行ってきます」っておれがいったら、「野球頑張ってきーよ」っていつものようにいってほしい。 ばあちゃんとまた2人でご飯を食べたい。 ばあちゃんに最後に野球を見に来てほしかった。 甲子園で投げてるところを見てほしかった。 まだまだずっとずっとそばにいてほしかった。 いままでありがとう。本当にありがとう。 大好きだよ。野球頑張るね。 ずっとおれのそばには、ばあちゃんがおる!心強い!頼もしい! おばあちゃん、いままでありがとう。 今までありがとう😭甲子園行くこと、プロ野球選手になること約束した。叶えるからね。 pic.twitter.com/1x0BxEf66N— 中野 淳 (@yakyuunakanojun) 2018年2月3日 1人の少年が、ありのままの胸の内をつづった投稿に、多くの人たちが涙しました。 ・読んでいて涙が出てきました。自分も似たような経験があるので、分かります。 ・つらかったでしょう。諦めずに、夢をかなえてください! ・あなたのおばあさんは、きっと応援席から応援してくれているはずです。1日でも早く、おばあさまによい報告ができますように…。 野球に打ち込む孫の姿を、誰よりも近くで見守り続け、応援してきたおばあさん。きっと天国で、中野さんが活躍する日を楽しみにしてくれていることでしょう。 次のページに、投稿の全文を載せています。 次のページへ 1 2 「高級店しか行ったことないの?」 スーパーに寄せられたクレームにドン引きスーパーのレジに意見する客。貼りだされた意見カードに書かれていたのは、目を疑うような身勝手な言い分でした。 小学生が『春のパンまつり』の疑問を手紙で山崎製パンに送ったら…? 「神対応」と称賛の声小学生が、山崎製パンに手紙を送ったら…?対応に「素敵な企業」「神対応ですね」と称賛の声が続出しています。 出典 @yakyuunakanojun Share Post LINE はてな コメント
野球部に所属する、高校2年生の中野淳(@yakyuunakanojun)さん。
彼には、絶対に叶えたい2つの夢があります。
孫の夢を支え続けた、祖母の存在
2018年2月3日の夜、最愛の人である祖母の、最期の瞬間に立ち会ったという中野さん。
小学生のころから野球をしている中野さんのことを、1番近くで支え続けてくれた祖母に向け、次のような思いをつづりました。
2018年2月3日土曜日20時41分に、世界で1番好きな人であるおばあちゃんが旅立ちました。
最期を見届けることができてよかった。
小さいころからいままでずっとそばにいて、どこの誰よりも優しくしてくれて、どこの誰よりも厳しくしてくれて、どこの誰よりも僕のことを愛してくれた。
一緒に買い物や、一緒にこたつに入っておはじきやお手玉、一緒にご飯を食べたり、一緒に寝たり、もう思い出が多すぎるぐらい、ずっと2人でいた。
でもなによりもばあちゃんは、自分の野球のことばかり気にしてくれてた。
小学生のころから野球をしてて、毎朝早く起きて弁当を作ってくれたり、背番号を縫ってくれたり。エースナンバーをもらった時は一緒に喜んだり、負けて泣いて帰った時はなぐさめてくれたり。小学生の時、ばあちゃんが試合を見に来てくれてホームランを打てた時は、ばあちゃんも喜んでくれて、すっごく嬉しかった!
ばあちゃんの喜ぶ姿を見るのが幸せだった。それが野球のことならなおさら幸せだった。
でも野球辞めたいなんておれがいったら、ばあちゃん悲しい顔してた。何度も何度もばあちゃんには迷惑をかけた。ケンカもした。そのたびばあちゃんの悲しむ姿を見て、心が痛かった。ばあちゃんはおれのために、なんでもしてくれたのに。ごめんなさい。でもこれからは弱音吐かず野球続けるね。頑張るね!恩返しするからね!
小学生の時、おれプロ野球選手になる!ってばあちゃんと約束した!
プロ野球選手になって人気者になって、ばあちゃん試合に招待する!って約束した!
約束守るから!!やから見守っててな!
おればあちゃんのこと大好きやから、ばあちゃんのためって思ったらなんでもできそう!
で、最後に甲子園行くこととプロ野球選手になることを約束した!前からプロ野球選手になることは約束してたけど。
甲子園!!プロ野球選手!!
ぜったいに叶える!ばあちゃん応援しとってよ!
おれ野球頑張るから!
やからおれがサボったり、弱音吐いてたら叱ってよ!!めっちゃ怒ってよ!
最後に。
ばあちゃん本当にありがとう。
世界で1番大好きでした。
正直いったら戻ってきて欲しい。
「行ってきます」っておれがいったら、「野球頑張ってきーよ」っていつものようにいってほしい。
ばあちゃんとまた2人でご飯を食べたい。
ばあちゃんに最後に野球を見に来てほしかった。
甲子園で投げてるところを見てほしかった。
まだまだずっとずっとそばにいてほしかった。
いままでありがとう。本当にありがとう。
大好きだよ。野球頑張るね。
ずっとおれのそばには、ばあちゃんがおる!心強い!頼もしい!
おばあちゃん、いままでありがとう。
1人の少年が、ありのままの胸の内をつづった投稿に、多くの人たちが涙しました。
・読んでいて涙が出てきました。自分も似たような経験があるので、分かります。
・つらかったでしょう。諦めずに、夢をかなえてください!
・あなたのおばあさんは、きっと応援席から応援してくれているはずです。1日でも早く、おばあさまによい報告ができますように…。
野球に打ち込む孫の姿を、誰よりも近くで見守り続け、応援してきたおばあさん。きっと天国で、中野さんが活躍する日を楽しみにしてくれていることでしょう。
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