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「史上最悪の優勝スピーチ」 大坂なおみに、世界中から称賛の嵐

By - grape編集部  公開:  更新:

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日本現地時間2018年3月19日、『BNPパリバ・オープン』で初優勝に輝いた大坂なおみ選手のスピーチが、世界中のテニスファンを沸かせています。

「史上最高のスピーチだった」

最高速度200km近い高速サーブを武器に、攻撃的なプレースタイルで格上の選手たちを圧倒した大坂なおみ選手。コートを離れた後も、その大物ぶりを見せつけました。

それは、優勝後のスピーチでの出来事。

なれないスピーチに焦ったのか、何度も言葉につかえながら、約2分間の『笑撃』のスピーチでなおみ旋風を巻き起こしました。

ハロー、なおみです…って、どうでもいいですね。

まずは、この大会関係者に感謝を。そして、WTA(女子テニス協会)の関係者にも。

…あっ!いけない、ダーシャ(決勝を戦った、ダリア・カサトキナ選手の相性)にも、感謝したいです。

彼女はプレーだけでなく人柄も最高です。今後も、決勝で彼女と戦えることを期待していますし、そうなることを願っています。

また、ダーシャのチームにも感謝しています。なぜなら…最高だったから。えっと、はい、本当におめでとうございます。

そして何よりも、私のチームに対する感謝を。コーチのサーシャ、そしてこの場にはいないけれど、フロリダでこの試合を見てくれている、父や母、そして姉…いつも私を支えてくれてありがとうございます。

えーっと…何か忘れている気が…。

あ!スポンサーにも感謝しないといけませんね。アディダス、日清食品、WOWOW、えっと…ヨネックス!

あとは、ほかに忘れてないかしら…。

そう!ボールキッズと審判にも、感謝したいです。彼らの働きは最高でした。

…このスピーチは、史上最悪なものになるでしょうね(笑)

この場にいる観客のみなさんにも感謝の言葉を伝えたいです。本当にありがとうございました。

@WTA ーより引用(和訳)

「史上最悪のスピーチ」と自虐的に語る大坂選手ですが、WTAは「そんなことありません」とコメントをつけて、スピーチの様子を投稿。

すると、世界中のテニスファンも天真爛漫な大坂選手の雰囲気に魅了されてしまったようです。

・間違いなく、これは史上最高のスピーチ。

・愛すべきチャンピオン。

・笑いすぎて、涙が止まらない。

・なんて微笑ましいんだろう。

コート上の闘志あふれる姿とのギャップが激しい、大坂なおみ選手。日本女子テニス界だけでなく、世界の女子テニス界に新風を吹き込んでくれそうです。


[文・構成/grape編集部]

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出典
@WTA

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