女子高生の『フリーおっぱい』にテリー伊藤が言及 「どんどん増えていく」
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- 出典
- サンデー・ジャポン
「動画の閲覧数を稼ぎたかった」
「注目されて、有名になりたかった」
2018年3月中旬、東京・渋谷駅のハチ公前広場で、バニーガール風の衣装に身を包み、『フリーおっぱい』と書いた紙を掲げていた高校1年の女子生徒ら3人が、東京都迷惑防止条例違反の疑いで書類送検された問題。
3人は、ネット上に動画を投稿する『YouTuber(ユーチューバー)』として活動しており、今回の『フリーおっぱい』も、動画の閲覧数を稼ぐことを目的に行われたとのこと。
結局、動画はネット上に投稿されなかったものの、女子高生が自ら胸を触らせていたという点や、目的が動画の閲覧数アップだった点に対して「そこまでするか?」といった非難の声が殺到。
メディアでも報道されるなど、世間の大きな注目を集めました。
※写真はイメージ
3月18日放送の情報番組『サンデー・ジャポン』(TBS系)でも、『過激化するYouTuberの実態とは』というテーマで、今回の問題を特集。
新たにYouTuberとして活動を始めようとしても「企画がやり尽くされているため、過激なものしか残されていない」と、YouTubeの現状を紹介していました。
これに対し、タレント・女優の母でもある鈴木紗理奈さんは「いつの時代も、女子高生はブルマを売ったり、こういうことをする子はいる」と前置きした上で「それでも、やめたほうがいい」とコメント。
自身も1児の母親であることから「自分の子どもが同じことをしていたら、胸が痛い」と、親の立場から今回の問題を批判します。
一方、テリー伊藤さんは「過激なYouTuberは、どんどん増えていく」と指摘。
動画を公開し、広告収入を得ているYouTuber。過激な内容が問題となり炎上したとしても、結果的に閲覧数が増えれば、収入につながります。
そのため、YouTuberは「今後一層、過激さを増していくのではないか」とテリーさんは分析。過激化を不安視する意見に、ネット上でもさまざまな反応が寄せられていました。
・どうせ動画を削除させられてしまうし、そうなったら収入も何もないのでは。
・これでまた、YouTuberが軽視されそう。成功するのは、ほんのひと握りであることを理解せずに、突っ走る人が多すぎる。
・好きにやってくださいって感じ。逮捕されるような人は、遅かれ早かれYouTuberとしてやっていけなくなると思う。
HIKAKINさんをはじめとした大物YouTuberに憧れ、将来なりたい職業にYouTuberを上げる子どもたちは、少なくないといいます。
事実、YouTuberの体験施設や養成講座が開かれるなど、世間の注目度は年々高まっている印象です。
しかし、ネットを使う上での常識やリスクに対する配慮が欠けているように思えてなりません。
今回の女子高生の一件も、もしも動画が公開されていたとしたら、どうなっていたことでしょうか…。軽はずみな行動をする人が、これ以上出ないことを願うばかりです。
[文・構成/grape編集部]