「山根会長を辞任させてはいけなかった」テリー伊藤の怒りに、同意の声が殺到した理由
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- 出典
- ビビット
grape [グレイプ] entertainment
助成金の不正使用や暴力団との関係など、さまざまな疑惑が報じられている、日本ボクシング連盟の山根明元会長。
さまざまなメディアに出演し、「(日本ボクシング連盟に)落ち度は一切ない」と強気な発言を繰り返していましたが、2018年8月8日に辞任を発表しました。
ネット上でも「ようやく辞めたか」「遅すぎるぐらいだけど辞めてよかった」という声が上がる一方、「何を辞任したのか」が不明確であることを不安視する声も…。
「(日本ボクシング連盟の)会長を辞めたのか」「理事を辞めたのか」「会員を辞めたのか」…状況によっては、山根元会長の影響力が残ってしまう可能性もあるため、辞任発表後も騒動が沈静化する気配はありません。
そんな中、9日に放送された情報番組『ビビット』(TBS系)で、コメンテーターのテリー伊藤さんが「辞任させてはいけなかった」と発言し、注目を集めています。
辞めて万歳は間違い?
テリー伊藤さんがこだわったのは、山根元会長の辞めかた。
山根元会長は『辞任』をしましたが、テリー伊藤さんは『解任』をすべきだったと主張します。
そして、その理由を次のように語りました。
『辞任』という形で山根元会長に主導権を渡すのではなく、『解任』して疑惑の解明がしやすい状況を作るべきだったと語りました。
自分から辞める『辞任』ではなく、辞めさせられる『解任』という形にすべきだったという指摘。
その理由を、テリー伊藤さんは怒りをにじませながら次のように続けました。
このコメントに「いかにも山根元会長がいいそう」「確かに逃げる口実にされそうだな」と、ネット上には同意の声が多数上がりました。
『奈良判定』と呼ばれる、不正判定などの疑惑は、いまだに解明されていません。「山根元会長の側近が理事会に残っていれば状況は何も変わらない」といった指摘もあります。
「ボクサーをサポートし、競技に集中できる環境作りをすること」が、日本ボクシング連盟の本来の役割。ところが、現状は残念ながらボクサーが競技にまい進できる状況はいえません…。
1日も早く疑惑が解明され、日本ボクシング連盟があるべき姿を取り戻すことを、アマチュアボクシングに関わる人のみならず、多くの人が望んでいます。
[文・構成/grape編集部]