ボクシング井上尚弥に敗れたドネア 「恥を承知」のお願いが胸を打つ
公開: 更新:
ポツンと置かれた数枚の『紙袋』 その使い道に…「これは天才」「めちゃくちゃありがたい」新年が明けた同月上旬、東京都武蔵野市にあるショッピングモール『コピス吉祥寺』を訪れた、よしだけいすけ(@ruiji_31)。 施設内で見つけた『あるサービス』を発見し、Xに投稿すると、12万件以上の『いいね』が寄せられ、多くの注目を集めました。
地震の時には潜らないで! カワイピアノの注意喚起に「想像すると恐ろしい…」株式会社河合楽器製作所が運営する、カワイピアノのXアカウント(@Kawai_Japan)は、2025年1月17日、『あるお願い』を投稿。地震に関する注意喚起が、大きな反響を呼んでいます。
ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズのバンタム級決勝から一夜明けた2019年11月8日。井上尚弥選手に敗れたフィリピンのノニト・ドネア選手のツイートが話題です。
なぜか優勝トロフィーはドネア選手の元へ…
11月7日にさいたまスーパーアリーナで行われた決勝戦では、0-3で井上選手が判定勝ち。
伝説のボクサー、モハメド・アリの名前が付けられた、優勝副賞『モハメド・アリ・トロフィー』を手にしました。
しかしその翌日、ドネア選手がTwitterで公開した動画には、井上選手が手にしたはずのトロフィーが。
なぜ敗れたドネア選手の元にトロフィーがあるのか…その理由を、ドネア選手本人がTwitter上で明かしました。
また、「最善を尽くしても、成し遂げられないこともある」とし、今回の一戦は「息子たちにとっていい教訓になる」ともつづっていたドネア選手。
リング上の戦士として、そして2人の息子を持つ父親として、自身のプライドを捨ててでも約束を守ったドネア選手の思いは、胸を熱くさせるものがあります。
【ネットの声】
・ドネア選手もすごいし、井上選手の度量の大きさも素晴らしい。
・決勝までのぼりつめたのだから、恥じる必要はない!素晴らしい試合でした。
・ツイートを見て、泣きそうになった。
「トロフィーの貸し出し」という異例の後談がついた今回の決勝戦。その経緯に胸を打たれ、感動の涙を流した人は多くいたことでしょう。
そして、ドネア選手の思いをくみ取り、大切なトロフィーを貸し出した井上選手もさすがのひと言。実力だけでなく、人格的にもチャンピオンであることを証明してみせました。
ドネア選手はその後、息子たちと共に再び動画を投稿。息子たちは「イノウエさん、ありがとうございます。おめでとうございます」とメッセージを送っています。
その姿に、再び涙腺を刺激された人が続出したのはいうまでもありません。
[文・構成/grape編集部]