稲村亜美が受けた集団痴漢 『神対応』扱いに杉村太蔵が苦言
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2018年3月10日に行われた、日本リトルシニア中学硬式野球協会関東連盟の開会式で起こった『集団痴漢疑惑』。
始球式でタレントの稲村亜美さんが、グラウンドで中学生の球児たちおよそ1000人に囲まれ、もみくちゃになるという騒動が発生しました。
その後、SNSでは「稲村亜美に抱きついた!」「触れた!」「痴漢したやつ絶対いるやろ」といった球児の投稿が拡散され、「集団痴漢だ」と批判が殺到しました。
しかし当の稲村さんは、所属事務所のウェブサイトで今回の『集団痴漢疑惑』をこのように否定しています。
球児たちに対する疑惑を否定し、笑顔で対応した稲村さんについて、一部では『神対応』として報道されました。
稲村亜美『集団痴漢騒動』の神対応扱いに、杉村太蔵が苦言
2018年3月18日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)でも、今回の騒動が話題に。
スタジオからは「似た状況でお尻を触られたことがある」「囲まれるのは怖い」「本人が『なかった』というなら、なかったことにしてあげたほうがいい」といった声が上がりました。
そんな中、一部の『神対応』という扱いについて切り出したのはタレントの杉村太蔵さん。真剣な表情でまくしたてました。
痴漢行為の真偽は定かではないものの、セクハラを受けても笑顔で流すのが『神対応』という風潮を作ると、ハラスメントの被害者が声を上げづらくなる社会になると危惧。
杉村さんは、笑顔で流すのではなく球児に一喝すべきだったといいます。
「一喝なんてできないですよ!」という声が飛んでくると、杉村さんは「いやいやでもね、そこまでいってくれたら本当によかったなと思います」と自身の気持ちを述べました。
【視聴者の声】
・本当に、その通りだと思います。
・もし本当なら、ちゃんと処分してほしいです。
・もしまあ、稲村さん本人は自分の立場を危うくする発言できないもんなあ。
数多くの始球式に呼ばれている稲村さんの立場を考えると、もし痴漢行為があったとしても指摘するのは難しいことなのかもしれません。
今回は疑惑とはいえ、嫌なことをされて笑顔で流す姿を『神対応』とされては、被害に遭っても声を上げない姿が称賛されるという風潮を作ってしまう恐れがあります。
間違っていることはハッキリと指摘する姿が称賛される社会でありたいものです。
[文・構成/grape編集部]