女性「一瞬だった」 駅でのヒヤッとする出来事に言葉を失う
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※写真はイメージ

今、もっとも狙われやすいのは… 新しい犯罪傾向にゾッとする残念なことに、空き巣や強盗などの事件はなくならず、連日のようにニュースをにぎわせています。玄関前に監視カメラを設置するなど、防犯対策をしている人もいるでしょう。しかし、近年では犯行の手口や傾向に変化が起こっており、従来の対策だけでは不十分な可能性があります。

リンゴの形をしたキーホルダー 実はこれ…「もっと輪を広げたい」「素敵な活動」漫画家の、ずくなし黒岩(@kurokuroyuyuyu)さんがXに写真を公開。ねぷた絵を「なんとか残せないか、いろいろな人にこの美しさを伝えられないか」と、頭をひねり始めたのがきっかけで、2023年の秋頃からある活動を始めたといいます。活動の一環として完成させた作品とは…。
「歩きスマホは、やめましょう」
そう書かれたポスターを、駅構内でよく見かけます。しかし、どんなに危険性を訴えたても、歩きスマホをする人は後を絶ちません。
通勤ラッシュ時、乗り換え連絡通路を歩いていたある女性。
通路を絶えず人が行き来している状況でしたが、歩くのが困難というほどの混雑ではなかったといいます。
すると、女性の進行方向から『カン、カン、カン…』と何かを床に打ちつけるような音が聞こえてきます。
気になった女性が音の原因を確認したところ、それは視覚障がい者の男性が、点字ブロックの位置を白杖(はくじょう)で確認している音でした。
点字ブロックの上を、ゆっくりと歩いていく男性。周囲の人も、男性の目が見えないと分かると、道を譲っていました。
そして、女性が男性の横を通り過ぎようとした時のことでした。なんと、男性の存在に気付かなかった通行人が、男性にぶつかってしまったのです!
一連の出来事を見ていた女性は、その時の状況をこのように振り返ります。
一瞬の出来事でした。ぶつかってしまった人は、スマホをいじっていて前を見ていなかったし、イヤホンもしていたので、男性の白杖の音に気付かなかったみたいなんです。
直前で避けようとしていたんですけど、肩と肩がぶつかっていて…こちらまで、ヒヤッとしてしまいました。
さらに、女性いわく、歩きスマホをしていた人はほかにもいたそうです。そして、そのほとんどが、視覚障がい者の男性を避けるタイミングがギリギリだったといいます。
最後に「自分から声をかけて、一緒に歩けばよかった」と後悔の思いを口にしていた女性。しかし、本当に反省すべきなのは歩きスマホをしていた通行人たちです。
最悪の場合、視覚障がい者の男性はケガを負っていたかもしれません。また、違う状況であってもホームや階段から落ちるなど、歩きスマホは事故につながりかねない行為。
今回は、ケガ人が出なかったことだけが唯一の救いです。
周りのためにも自分のためにも、歩きスマホはしない…そんな当たり前の意識が、いま以上に広まることが望まれます。
※記事中の写真はすべてイメージ
[文・構成/grape編集部]