『歩きスマホ』に罰金1万円 人気観光地で規制の動き
公開: 更新:

※写真はイメージ

夏に増える『エアコンの発火事故』 その予兆に「気を付ける」「我が家のやばいかも…」地域によっては40℃を超すこともある、日本の猛暑。夏を乗り切るには、エアコンが必要不可欠といえます。 今や、各家庭に1台はあるのが当たり前。ライフスタイルによっては、夏は常に稼働させている家もあるでしょう。 生活に欠かせ...

弁護士「禁止する法律はありません、しかし…」 意外と知らない交通違反とは本記事では、意外と知られていないサンダルでの運転について、違反になり得るケースやサンダルの種類について、解説しています。
近年、会問題化している『歩きスマホ』による事故。手元のスマホに気を取られるあまり、人とぶつかってケガをすることや、最悪の場合、死亡事故につながる恐れもあります。
ハワイ州ホノルル市では、歩きスマホによる交通事故を減らすことを目的に、道路横断時の歩きスマホを違法とする法案が可決されました。
10月から施行予定の同法案は、違反者に最大で約1万円の罰金が科されるとのこと。
なお、緊急時の歩きスマホは違反の対象から外れるほか、イヤホンで音楽を聴きながら道路を横断する場合も、違反とはされません。
2013年には、ニュージャージ州のフォートリーでも、歩きスマホを禁止する条例が設けられるなど、徐々に広まりつつある歩きスマホ規制の動き。
人気観光地でもあるホノルル市でも同様の法案が可決されたことにより、歩きスマホに対する世間の目はより厳しくなると予想されます。
実際、ネット上にはホノルル議会の決定に賛成するコメントが多数寄せられています。
歩きスマホはマナー違反とされているものの、街に出ればスマホを操作しながら歩いている人を多く見かけます。
東京消防庁が行ったアンケートでは、87.8%もの人が「歩きながらスマホや携帯電話を使用するのは危険」と回答するなど、日本にとっても歩きスマホの問題は他人事ではありません。
今回の法案可決のニュースを受け、日本国内でもすでに同様の法案を求める声が出ています。
一方、「わざわざ法律で取り締まるようなことなのか」といった、否定的な声もあがっていました。
しかし、そこまでしないといけないほど、人々のマナーが低下しているともいえるのではないでしょうか。
[文・構成/grape編集部]