他県民「素晴らしい!」 岩手県のご当地ルールに称賛集まる
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誰かが置き忘れた傘、持って行ってもいい? 意外と知らない『忘れ物』の考え方本記事では置き忘れた傘を持ち帰った場合に窃盗になるのかどうかを弁護士に取材して聞いてみた記事です。

なんで2種類あるの? 歩行者の交通看板、『1人』と『2人』はどう違う本記事では2種類ある横断歩道の標識の使い分けについて、警察庁に取材して確認しています。
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誰かが置き忘れた傘、持って行ってもいい? 意外と知らない『忘れ物』の考え方本記事では置き忘れた傘を持ち帰った場合に窃盗になるのかどうかを弁護士に取材して聞いてみた記事です。

なんで2種類あるの? 歩行者の交通看板、『1人』と『2人』はどう違う本記事では2種類ある横断歩道の標識の使い分けについて、警察庁に取材して確認しています。
2013年に『秘密のケンミンSHOW』(読売テレビ、日本テレビ系)で紹介された内容が、再びネット上で注目を集めています。
岩手県では、道路を横断する時…
2013年6月13日に放送された『秘密のケンミンSHOW』でのこと。番組内で、岩手県民の特徴として、こんなご当地ルールが紹介されました。
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岩手県の小学校では、信号の有るなしにかかわらず、停まっている車にお礼するよう教えている学校が多くあるためと番組では紹介。
子どものころの習慣を大人になっても真面目に守り続けている人が、岩手県には多くのいるのだそう。
なお、すべての岩手県民に当てはまるわけではなく、県内でも地域差があるようですが、総務省統計局の『社会生活統計指標』によると、岩手県の人口10万人あたりの交通事故発生件数は、47都道府県中45位(2013年当時)。
2017年2月17日に公表された統計でも、岩手県の発生件数は全国46位と低いままです。
番組で紹介されたご当地マナーが、岩手県民の交通マナーのよさにつながっていると思わずにはいられません。
他地域からも称賛の声
Twitterで当時の放送内容が拡散されるやいなや、岩手県民からは「当たり前だと思っていた」と意見が寄せられる一方、他県民から「自分の地域でも、見かける」「素晴らしい」といった声が上がっています。
当時の番組の内容が注目されるのは、交通マナーの悪化が社会問題化していることも関係しているのでしょう。
歩行者が必ず運転手にお礼をしなければいけないというわけではありませんが、ちょっとした気遣いによる『コミュニケーション』が、事故や交通トラブルを減らす秘訣なのかもしれません。
[文・構成/grape編集部]