【もはやアート】複雑すぎる交差点「ラウンドアバウト」で事故30%減 なんで!?
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イギリスでは一般的なラウンドアバウトという環状交差点。
ラウンドアバウト(環状交差点)
基本的には信号のないロータリーのことで、主にイギリスなどで多く見られる。さまざまな方向から車が集まってきて、円を描くように走行し、しかるべき方向へ抜けて行く非常に合理的な交差点。
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そんなラウンドアバウトの中でも、特に複雑な仕組みだと言われるのがマジック・ラウンドアバウトです。
7つの円から成り、魔法とも呼ばれるほど複雑な仕組みですが、この交差点を導入したことで交通事故が30%も減少したと言う安全性の高い交差点でもあります。
日本でもラウンドアバウト自体は少しずつ導入されて来ていますが、ここまで複雑なものはありません。仕組みを解説した動画が公開されているので、まずはご覧ください。
一度見ただけで、仕組みが理解できるほど単純な構造ではなさそうですね。
信号いらずの安全な交差点
イギリスのスウィンドンにある交差点。
交差点をサーカスと呼ぶ文化を持つイギリスの中でも、ここまで複雑なものは珍しく、まさにマジック・ラウンドアバウトと呼ぶにふさわしい作りです。
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車が走っている状態だとこんな感じ。
内側は反時計回りに、外側は時計回りに車が走ります。
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中央に円が1つあり、その周囲に小さな円が5つ並びます。そして、これら6つの円を覆うような形で大きな円があるという仕組み。
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色分けされたルートを通り、目的方向へと抜けて行きます。
基本的には、まず一番外側の大きな円に進入し、時計回りに車を走らせます。目的方向へ抜けるレーンに来たら、そこからラウンドアバウトを抜けて行きます。
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一見、複雑でむしろ交通事故が増えてしまいそうな気もしますが、ラウンドアバウトを導入して事故率は30%も減少したそうです。
今後、日本でもさらに導入が加速し、交通事故数の減少の起爆剤となることが望まれています。
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