動物病院にやってきた犬たちを全力で癒す 町で人気の『アライグマ看護師』
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『犬の幼稚園』に愛犬を預けたら… 送られてきた写真に「笑っちゃった」「なんでこんな自然なの」ポメラニアンのピカルディくんと暮らす、飼い主(@pomepomePicardy)さん。 ある日、施設にピカルディくんを一時的に預けたといいます。その後、施設からピカルディくんの『お預かり中の様子』の写真が送られてきたそうですが…。

「職場で出た弁当が…」 まさかのビジュアルに「声出して笑った」「午後仕事できなくなりそう」「今日、職場で出た弁当が…」といったコメントとともに、昼ごはんの写真をXに投稿した、シバサン(@shi_GR86_ba)さん。 投稿はたちまち拡散され、なんと12万件以上の『いいね』が付き、ネット上で話題となりました。
病院が苦手な人がいるように、動物病院を嫌がるペットは多いものです。そんな時に優しい看護師さんがいたら、治療前の緊張も和らぐのではないでしょうか。
ロシアで獣医をしているアレクセイさんの病院には、有名な『看護師』がいます。
名前は『ヤシャ』。独特のキャラクターで患者を癒す名看護師は、なんとアライグマ!
「アライグマを飼うことが夢だった」というアレクセイさんがヤシャを家族に迎えた時、彼の健康状態は非常に悪かったのだそう。しかしそこは獣医の腕の見せどころ。いまではヤシャは、すっかり元気になりました。
ある日、アレクセイさんがヤシャを自分の病院へ連れて行った時のこと。彼はヤシャが病院に治療にきた犬たちと触れ合いながら、彼らを落ち着かせていることに気が付きます。
治療をする時に犬たちが怖がって暴れたりしないように、落ち着かせることはとても大事。ヤシャはそれを誰が教えたわけでもないのに、自然と行っていたのです。
それ以来、彼は不安で緊張している犬たちをリラックスさせる名看護師として活躍します。
緊張している犬たちにハグをしたりマッサージをしたりと、まさにヤシャにしかできない手法!ちなみにヤシャは犬とはとても仲よくなれるものの、猫にはあまり好かれないのだとか。
地元ではすっかり有名になったヤシャ。アレクセイさんの病院には、ヤシャに会うためだけに訪れる人もいるそうです。
全身を使って患者の犬たちをリラックスさせ、さらにその愛らしさで人間をも癒してくれる動物病院の看板アライグマ、ヤシャ。
こんなに可愛い看護師さんがいたら、毎日でも会いに行きたくなってしまいそうですね!
[文・構成/grape編集部]