常に手動で監視 『アボガドをアボカドに訂正する委員会』が強すぎる By - grape編集部 公開:2018-06-09 更新:2018-06-09 Twitterアボカド Share Post LINE はてな コメント 『森のバター』と呼ばれるほど栄養価が高く、洋食にも和食にも合うアボカド。スーパーマーケットなどで見かけない日はなく、日本人の食材として定番の果実です。 ただ、アボカドが現在のように身近になる前は、『アボガド』と誤った表記も多く見られました。 もしいま、Twitterで『アボガド』と表記してしまったら…ただでは済まされないでしょう。 『アボガドをアボカドに訂正する委員会』が強すぎる Twitterアカウント『アボガドをアボカドに訂正する委員会(@avogado_janai)』は、その名の通り『アボガド』という表記を訂正するために活動しています。 常にTwitterの投稿を監視し、『アボガド』を見つけ次第、恐ろしい行動に…! あなたが学校で、職場で、電車の中で、「アボガド」と呟くとき、私は見ています。感じています。言葉の乱れを。そしてじぃっと、あなたの背中をみつめるのです。— アボガドをアボカドに訂正する委員会 (@avogado_janai) April 7, 2017 …出るのかと思いきや、そっと「いいね」を付けて立ち去ります。 「修正してください」などとコメントを付けるようなことはありません。 試しに、わざと『アボガド』と表記をしてツイートをしたところ…。 アボカドの種を水栽培で観葉植物にする方法 食べた後も楽しめる ⇒https://t.co/Pc3zU8FNpc アボガドの種は捨てないで、水栽培してみましょう!素敵な観葉植物に育つかもしれませんよ! pic.twitter.com/z3ngd4h0e7— grape (@grapeejp) June 9, 2018 土曜日の9時11分という早い時間帯にも関わらず、間もなく『アボガドをアボカドに訂正する委員会』発見されてしましました。 しかし、『アボガドをアボカドに訂正する委員会』は機械などは使用しておらず、すべて手動で検索し、「いいね」をしているとのこと。 たまにbotと勘違いされるのですが、botとは自動化のためのプログラムのこと。私たちの「いいね」は全て手動で行なっており、その一回一回に無限の愛を込めているのです。— アボガドをアボカドに訂正する委員会 (@avogado_janai) March 26, 2018 なんと、1日に100~200件ほどの『アボガド』を発見しているといいます。 なぜ、そこまでの熱意を持って活動しているのでしょうか。 『アボガドをアボカドに訂正する委員会』の目的とは? 『アボガド』という誤表記をなくすのが目的なのでしょうか。『アボガドをアボカドに訂正する委員会』に尋ねたところ、こんな回答が返ってきました。 『アボカド』が正式名称として広く認識されてほしい!と考えていますが、一方で『アボガド』という言葉も選択肢として残っていていいと思います。 言葉に対するこだわりを持ってほしいと考えています。 『アボガド』を完全に否定するわけではなく、「言葉に対するこだわりを持ってほしい」という純粋な思いがあったのです。 いつも「いいね」で誤字を指摘させていただいているのですが、著名な方はフォロワーが多いので「いいね」に気づいてもらえません。影響力が強い方には、なかなか小市民の声は届かないんですね。社会の縮図かもしれません。— アボガドをアボカドに訂正する委員会 (@avogado_janai) April 9, 2018 著名人には届きづらい…悩みを抱えながらも、『アボガドをアボカドに訂正する委員会』は今日も『アボガド』を見つめています。 『アボガドをアボカドに訂正する委員会』の活動をきっかけに、より多くの人に気付きが与えられることを願ってやみません。 [文・構成/grape編集部] 出典 @avogado_janai Share Post LINE はてな コメント
『森のバター』と呼ばれるほど栄養価が高く、洋食にも和食にも合うアボカド。スーパーマーケットなどで見かけない日はなく、日本人の食材として定番の果実です。
ただ、アボカドが現在のように身近になる前は、『アボガド』と誤った表記も多く見られました。
もしいま、Twitterで『アボガド』と表記してしまったら…ただでは済まされないでしょう。
『アボガドをアボカドに訂正する委員会』が強すぎる
Twitterアカウント『アボガドをアボカドに訂正する委員会(@avogado_janai)』は、その名の通り『アボガド』という表記を訂正するために活動しています。
常にTwitterの投稿を監視し、『アボガド』を見つけ次第、恐ろしい行動に…!
…出るのかと思いきや、そっと「いいね」を付けて立ち去ります。
「修正してください」などとコメントを付けるようなことはありません。
試しに、わざと『アボガド』と表記をしてツイートをしたところ…。
土曜日の9時11分という早い時間帯にも関わらず、間もなく『アボガドをアボカドに訂正する委員会』発見されてしましました。
しかし、『アボガドをアボカドに訂正する委員会』は機械などは使用しておらず、すべて手動で検索し、「いいね」をしているとのこと。
なんと、1日に100~200件ほどの『アボガド』を発見しているといいます。
なぜ、そこまでの熱意を持って活動しているのでしょうか。
『アボガドをアボカドに訂正する委員会』の目的とは?
『アボガド』という誤表記をなくすのが目的なのでしょうか。『アボガドをアボカドに訂正する委員会』に尋ねたところ、こんな回答が返ってきました。
『アボカド』が正式名称として広く認識されてほしい!と考えていますが、一方で『アボガド』という言葉も選択肢として残っていていいと思います。
言葉に対するこだわりを持ってほしいと考えています。
『アボガド』を完全に否定するわけではなく、「言葉に対するこだわりを持ってほしい」という純粋な思いがあったのです。
著名人には届きづらい…悩みを抱えながらも、『アボガドをアボカドに訂正する委員会』は今日も『アボガド』を見つめています。
『アボガドをアボカドに訂正する委員会』の活動をきっかけに、より多くの人に気付きが与えられることを願ってやみません。
[文・構成/grape編集部]