チャイルドシートを締め直した1分後 息子が事故で助かった母の判断
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アメリカのテネシー州に住むレベッカさんは、3か月間の産休を終えて初めて仕事に復帰する日を迎えました。
それはつまり、息子のウィリアムくんが初めて母親と離れて過ごすということ。彼女は夫のデイヴィッドさんにウィリアムくんの様子を1時間おきに知らせるように頼み、仕事に出かけました。
「チャイルドシートを直して」 母親の一言
産休明けの職場復帰という緊張した一日を過ごしながらも、レベッカさんの気持ちはずっとウィリアムくんのそばにありました。そんな中、午後になって夫からメッセージが届きます。
14時15分、レベッカさんの携帯電話にデイヴィッドさんから「これから薬局に行くよ」というメールが入ります。一緒に送られてきた、車の後部座席で眠っているウィリアムくんの写真を見た彼女は、すかさずこう返信します。
胸のバックルの位置が低すぎるし、シートベルトもゆるすぎるわ。
ウィリアムくんのチャイルドシートの付けかたが正しくないことに気付いたレベッカさんは、夫に細かく指示をしてすぐに直すように伝えたのです。
デイヴィッドさんはそのメッセージを受け取り、出発前のほんの1分ほどをかけてチャイルドシートを装着し直しました。その小さなひと手間が、この後の出来事を大きく左右することになります。
チャイルドシートが救った息子の命
すると15分後、再びデイヴィッドさんから電話がかかってきます。電話の向こうの彼はひどく動揺した様子でこういったのです。
「事故に遭った。僕らは大丈夫だ。でも車が大破してしまった」
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反対車線から来た女性ドライバーが急に左折をしようとし、デイヴィッドさんはあわててブレーキを踏みます。しかし間に合わなかったのだそう。
彼はその時、時速約80Kmで走行中だったといいます。ぶつかった衝撃で車の前方部分は大破。デイヴィッドさんは足を3か所骨折しました。
ところが後ろの席で眠っていたウィリアムくんはケガがなかったどころか、目を覚ましさえしなかったということです。
時速約80Kmでの衝突という大きな事故でありながら、正しく装着されたチャイルドシートがウィリアムくんの体をしっかりと守り続けていたのです。
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チャイルドシートの「正しい装着」が持つ意味
レベッカさんは投稿で「2歳までの赤ちゃんはシートベルトの留め具が5か所付いた、後ろ向きに設置するタイプのチャイルドシートを使用するべきです」といい、安全性の高いチャイルドシートを使用することの重要性について訴えています。
チャイルドシートは、正しく装着してこそ最大限の効果を発揮します。
バックルの位置やベルトの締め具合が少しずれているだけで、衝突時に体が正しく支えられなくなる可能性があります。レベッカさんが写真から気付いた「ゆるみ」は、決して見過ごせない問題だったのです。
事故はいつどこで起きるか分かりません。今回の事故もレベッカさんたちの自宅からほんの5km先で起きたといいます。
ちょっとそこまで…という場合でも必ずチャイルドシートをしっかりと装着すること。その1分の習慣が大切な家族を守ることになるのでしょう。
[文・構成/grape編集部]