真矢ミキ「あえて認知症とはいわない」 その理由に涙が止まらない
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元宝塚歌劇団のトップスターで、現在は女優として活躍する真矢ミキさん。
2018年8月20日に『何処かの貴方へ』というタイトルで更新されたブログが、多くの人の涙を誘っています。
真矢ミキ「母の気持ちも分かる気がする」
真矢さんは、この日のブログで、母親が認知症であることに触れています。
「今日、母が私を忘れていた」という衝撃的な書き出しで始まるブログには、行き場のない思いが赤裸々につづられていました。
1番近くで母親を見てきたからこその「あえて認知症という言葉は使いたくない」という気丈な言葉。
しかし、娘である自分の存在まで忘れられてしまったという事実を受け入れるまでには、言葉でいい尽くせない苦しみがあったはずです。
真矢さんが明かした思いに、多くの人が考えさせられました。
・自分の親も認知症が進んできています。いつか真矢さんと同じ日を迎えると思います。頭では覚悟していますが、気持ちの整理のつけかたを考えていかなくてはいけないですね。
・「お母さん」と呼ばれるだけでお母さまも幸せだと思います。
・自分もいま、同じ経験をしています。頭では理解していても、感情ではなかなか…。
身内が認知症になった時の苦しみは、当事者にしか分かりません。また、認知症である身内とどう接していいのか、悩んでいる人も多いことでしょう。
そんな『何処かの貴方へ』向けられた真矢さんのブログ。真矢さんの思いに、心が軽くなった人がいるはずです。
[文・構成/grape編集部]