豪雨で橋が流失 運転できなくなった路線が復旧 市内を走ると、そこには?
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2017年に九州北部を襲った集中豪雨。
大分県日田市にかかる橋が豪雨で流されてしまったことにより、JR九州の久大本線(きゅうだいほんせん)・光岡(てるおか)駅から日田(ひた)駅の間は、2017年7月5日から長い間、運転を中止していました。
しかし、被災してから約1年後、ついに久大本線全線が復旧。運転再開を喜ぶ地域住民たちを映した動画が、公開されました。
不安で仕方がなかった
「今後、どうやって通学すればいいのか不安な状況だった」
「橋が流された時は、言葉を失った」
地域住民は、豪雨被害を受けた直後の思いをこう振り返ります。
また、被災直後は人もまばらになり、元気がなくさびしい風景になってしまったといいます。
しかし、行政、地域住民、そして全国からの支援を受け、予定よりも早く久大本線は全線復旧を果たしました。
全線復旧すると聞いたときは、「いつもどおりの毎日が帰ってくる」と、とても嬉しい気持ちになりました。
復旧前日の7月13日に最後の代行バスに乗車した際も、「これが最後だね!」と友人と久大本線全線復旧の喜びを分かち合いました。
日田市内の高校に通う学生の1人は、久大本線全線復旧の喜びをこう語っています。
また、久大本線全線復旧の瞬間、動画に映る地域住民は誰もが安心したような笑顔を浮かべているのが印象的です。
その姿からは、久大本線全線復旧が地域住民にとって生活に欠かせない大切な存在であることが伝わってくるようです。
約1年という時を経て、ようやく元の姿を取り戻した久大本線。本当に、よかったですね!
[文・構成/grape編集部]