現金12万円が変わり果てた姿に 2歳の息子の犯行に「これは責められない」
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アメリカのユタ州に住むベンさんと妻のジャッキーさんは、ベンさんの両親に借りたフットボールの試合のチケット代を返すためにお金を貯めていました。
そしてやっと貯まった1060ドル(約12万円)の現金を封筒に入れておいたところ、なぜか翌日になくなっていたのです。
2人は家中を探し回りましたが、封筒はどこにも見当たりません。
海外メディア『CBS NEWS』によると、家にはダイレクトメールなどを入れておく箱があり、その箱がいっぱいになるとジャッキーさんは2歳の息子、レオくんと一緒に不要なメールをシュレッダーにかけているのだそう。
封筒を探している時、その箱を見たジャッキーさんの頭にあることがよぎります。
もしかして…。
そして彼女の予感は的中。シュレッダーを開けてみると、中から見事に切り刻まれた現金が出てきたのです。
そうです。1060ドルはレオくんがすべてシュレッダーにかけてしまったのです!
細かく刻まれた現金を発見してから、ショックのあまり5分間ほど沈黙が続いたというベンさんとジャッキーさん。でもレオくんを責めることはできなかったそう。
普段ほとんどクレジットカードで買い物をしているという夫婦は現金を滅多に使わないため、レオくんはお金を見てもそれが何かを知らなかったのです。
その後、ジャッキーさんが政府機関に問い合わせて事情を話したところ、細かくなった現金を使える紙幣と交換してもらえることになりました。
しかし…おそらく半年から3年ほどかかるだろうといわれたのだとか。それでも交換できるならよかったですね。
きっとレオくんは封筒に入った札束を見て、いらない紙だと思ったのでしょう。そしてお母さんのお手伝いをするつもりでシュレッダーにかけてしまったのでしょうね。
ベンさんとジャッキーさんは今回の出来事以降、二度と貴重なものを子どもの目につくところに置いておかないことに決めたそうです。
幼い子どもには、それが大事なものかどうかなんて分かりません。大人の私たちがしっかりと管理しなくてはいけませんね。
[文・構成/grape編集部]