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マツコ「消費税20%にします。その代わり…」 国の姿勢に訴えかける

By - grape編集部  公開:  更新:

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2018年12月17日に放送されたバラエティ番組『5時に夢中!』(TOKYO MX)に、マツコ・デラックスさんが出演。

妊婦が医療機関を受診する際にかかる追加料金『妊婦加算』の凍結のニュースを受け、社会保障の見直しを訴えかけました。

マツコ・デラックス『一から考え直さないと』

同番組では、『妊婦加算』の凍結についてこのように紹介。

妊婦が医療機関を受診した際に払う追加料金『妊婦加算』について、根本匠厚生労働大臣は会見で「いったん凍結する」と発表しました。

会見では「妊婦が安心して医療を受けられるようにする妊婦加算が目指すものは重要だが、実現する手段として、妊婦加算の仕組みが適当だったか改めて考える必要がある」と説明。

妊婦からは「少子化対策に逆行する」と見直しを求める声が上がったため話題になったものの、厚生労働省経験者でさえ、「騒ぎになるまでこんな加算があることを知らなかった」と話しているそうです。

5時に夢中! ーより引用

凍結が発表されたものの、以前から妊婦加算について、ネット上では疑問の声が上がっていました。

こうした妊婦加算や現在の社会保障について、マツコさんは苦言を呈しました。

病院側からしたら、(負担が増えるのだから、追加料金は)当然の主張だと思うのよ。

だから私、一番の問題はこの妊婦の問題だけではなくて、一体あの増税って何なんだろうっていう。

結局、増税をするなら、この妊婦加算の問題もそうだし、高齢者医療もそうだし、子育てのこともそうだけど、もっと全般的な社会保障の制度っていうのを一から考え直すくらいじゃないと。

この付け焼刃に、1個に対してちょこちょこ、ちょこちょこで増税もしてってなってくると、一体どれだけのことを調べて、考えなきゃいけないんだってことになるじゃない。

一回、「消費税20% にします。その代わり、それこそ妊婦の時から死ぬまで、これだけ国が守ります。その分、みなさんには負担がかかるけれども、ここは安心できます」っていう大きな指針を見せてくれないと。

5時に夢中! ーより引用

増税をするくらいなら、「高齢者医療や子育てなどの社会保障も、もう一度見直さなければいけない」とマツコさんはいいます。

マツコさんの意見に、コメンテーターの若林史江さんも「将来の安心が見えてくると、消費も伸びるんですよ」と賛同。

しかし、MCのふかわりょうさんからは、疑問の声も上がります。

(海外の保証制度の充実度との違いは)日本は人口の規模が違うからっていうのが、話題になりますけど、言い訳なんでしょうかね。

5時に夢中! ーより引用

すると、マツコさんは「現状のままにしていることがまずい」と指摘しました。

言い訳っていうか、もしかしたらそれが本当にうまくいかないのかもしれないけど。

このまま「うまくいかないね」って、現状の制度だけやっていても何も未来もないよね。

5時に夢中! ーより引用

マツコさんの意見にネット上では、このような声が上がっていました。

・将来が安心できると消費が伸びるという意見は、非常に賛同できる。

・いまはいろんな制度がごちゃごちゃあって、誰が得するのかがよく分からない。

・タバコを吸うなど、自分から不健康になった人への税金や医療費を増やすなどのやりかたもあるのでは。

・なぜ、妊婦などの保証が必要な人のところから負担を増やすのか…。

通常よりも薬の飲み合わせなどに気を遣わなければいけない妊婦の診察。手間や負担を考えると医療側としては、別料金をもらいたいという気持ちもあるのでしょう。

とはいえ、それを妊婦が負担していたのでは、少子化対策に逆行していると非難されてしまいます。

多くの人が安心して暮らせるように、社会保障の見直しなどが求められているのかもしれません。


[文・構成/grape編集部]

出典
5時に夢中!

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