有吉「金メダルをとっても叩くバカがいる」 選手をとりまく環境にチクリ
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フィギュアスケートの羽生結弦選手や、スノーボードの平野歩選手など、若手選手の活躍が目立つ日本のスポーツ界。
選手としての才能はもちろんですが、試合後の報道陣とのやり取りからは人柄のよさも感じられます。
しかし、そうした「若いのにしっかりしている」というイメージは、社会が作り出したものだとして、タレントのマツコ・デラックスさんや、お笑い芸人の有吉弘行さんが疑問を投げかけています。
きちんとしなければ炎上する
2018年3月7日放送の『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日系)では、視聴者からの「若いのに頭のいい受け答えをする人が多いが、アスリートは頭がよくないと成功しないのか」という質問を紹介。
これに対し、有吉さんは「ちゃんとしなければならない時代だから」であり、頭のよし悪しは関係ないといいます。
続けて、「昔も、頭が悪かったわけではない」と語るマツコさん。
現在のスポーツ界では選手に対してインタビューの受け答えの研修も行っているそうで、背景には「きちんとした人柄」しか受け入れようとしない世間の風潮も関係していると指摘します。
事実、自由な発言や振る舞いに対して、すぐに「不謹慎だ」とバッシングする人は多く、必要以上にセンシティブにならざるを得ないのかもしれません。
「お前じゃない」
また、2人ともメディアの姿勢にも疑問を抱いているようで、試合後のインタビューで「涙の意味は」や「そのメダルの意味は」といった質問を「大喜利かよ」と一刀両断。
メディア側も視聴率を確保するために一生懸命なのは分かります。しかし、的外れな質問は自社の評判を下げかねないことを理解するべきでしょう。
さらには、実況中のアナウンサーにも憤りをあらわにしています。
攻撃的な言葉を並べながら、現在の風潮を批判した有吉さんとマツコさんに、視聴者からは「よくぞいってくれた」と賛同の声が寄せられました。
・みんな同じ方向を向いている社会なんて、もういらない。
・実況については、自分も同じこと思ってた!ちょっとスッキリしたかも。
・本質をついているなぁって、すごく見入っちゃった。
コーナーの最後に、現状の解決策として「新しい世代にかけるしかない」と、口をそろえていた2人。
しかし、有吉さんとマツコさんが、メディアの姿勢や社会の風潮に対して疑問の声を上げることも、現状を打破するきっかけになったのではないでしょうか。
[文・構成/grape編集部]