「昔はよかった」が口癖の中高年にマツコが持論 「若い子に失礼だと思う」 By - grape編集部 公開:2018-06-05 更新:2018-06-05 マツコ・デラックス Share Post LINE はてな コメント 「昔はよかった」「最近のTVはつまらん」と現代を批判する中高年に対して、マツコ・デラックスさんが持論を展開。 2018年6月4日に放送されたバラエティ番組『5時に夢中!』(TOKYO MX)で、その思いを語りました。 若い子に失礼 番組では「おじさんはなぜ『つまらん』と口をそろえるのか」という話題を取り上げていました。 「最近のTV番組はちっとも面白くない」。 「昭和には面白い番組がいっぱいあったのに、いまはどれもつまらん」。 このようなSNSで目に付く中年の投稿を、老年学研究者の島影真奈美さんが分析しています。 歳を重ねると身体と同じように、心も動きにくくなったり、感動する力が弱くなったりするといわれる。 TVに文句をいうのはその典型。 目の前の番組には感動できないけど、若いころのワクワク感は思い出せるので、昔のほうが面白かったと思う人が多いとのことです。 5時に夢中! ーより引用 『懐古主義的』な中高年を番組ではこのように紹介。マツコさんに意見を求めました。 感受性が下がったからなのかは分からないんだけど。 やっぱり自分に置き換えると、日ごろ楽しいと思って生きていないから、やっぱり仕事し出すと、「苦しい」とか「面倒くさい」のほうが大きくなってくるじゃん。 やっぱりそうなってくると、見える景色って変わってくるんだろうなって思うんだよね。 昔は責任もなかったし、その学生のころとかは。 だからそれがすべてだった訳じゃん、音楽だったり、映像だったり、なんでもいいけど。 それが人生の主たるものだった訳じゃん。そん時に受けている情報と、いまみたいな状況で受け取る情報って、そりゃ全然変わってくるよなって思うの。 5時に夢中! ーより引用 同じようなものでも受け取る側の状況が変わっているため、楽しめないのではないかと推察。 さらに自身の経験も含めて、持論を展開しました。 だから私も昔よくいっていたじゃん、「昔はよかった」って。 もうやめた。それにある日、私も気付いたの。自分がいけないんだって。 いまの若い子にしてみたら、いまの若い子が好きなものがいいのよ。 5時に夢中! ーより引用 いまでは「自分がいけない」と認めるようになったというマツコさん。 現代のTVなどを理解できない中高年に「『なんでそんなつまんないことやっているの?』というのは若い子に失礼だと思う」と意見を述べました。 マツコさんの意見にネット上では、「マツコさんは、こういうスタンスで意見をいえるのが好き」「マツコさんもちょっと丸くなったんだ」という声が上がっていました。 昔を懐かしむこと自体は悪いことではありません。しかし、昔ばかり見ていても感動することは増えてはいかないでしょう。 若者の文化や価値観をしっかりと受け止めつつ、幅広く吸収していけたら、いつまでも感動にあふれた素敵な人生が過ごせそうですね。 [文・構成/grape編集部] 出典 5時に夢中! Share Post LINE はてな コメント
「昔はよかった」「最近のTVはつまらん」と現代を批判する中高年に対して、マツコ・デラックスさんが持論を展開。
2018年6月4日に放送されたバラエティ番組『5時に夢中!』(TOKYO MX)で、その思いを語りました。
若い子に失礼
番組では「おじさんはなぜ『つまらん』と口をそろえるのか」という話題を取り上げていました。
『懐古主義的』な中高年を番組ではこのように紹介。マツコさんに意見を求めました。
同じようなものでも受け取る側の状況が変わっているため、楽しめないのではないかと推察。
さらに自身の経験も含めて、持論を展開しました。
いまでは「自分がいけない」と認めるようになったというマツコさん。
現代のTVなどを理解できない中高年に「『なんでそんなつまんないことやっているの?』というのは若い子に失礼だと思う」と意見を述べました。
マツコさんの意見にネット上では、「マツコさんは、こういうスタンスで意見をいえるのが好き」「マツコさんもちょっと丸くなったんだ」という声が上がっていました。
昔を懐かしむこと自体は悪いことではありません。しかし、昔ばかり見ていても感動することは増えてはいかないでしょう。
若者の文化や価値観をしっかりと受け止めつつ、幅広く吸収していけたら、いつまでも感動にあふれた素敵な人生が過ごせそうですね。
[文・構成/grape編集部]