世界選手権『辞退』を決めた高橋大輔 その理由が胸を打つ
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フィギュアスケートの全日本選手権が、2018年12月20〜24日に、大阪の東和薬品ラクタブドームで開催されました。
2019年3月に行われるフィギュアスケート世界選手権の代表選考も兼ねた同大会。
最終日となった24日には男子フリーが行われ、宇野昌磨選手が3年連続3度目の優勝を果たし、代表入りを果たしました。
また、現役復帰を表明し、5年ぶりに同大会に出場した高橋大輔選手も、世界トップレベルのステップで観衆を魅了。
堂々2位で、代表入りのチケットを手にしたものの辞退することを明かしました。
会見で「もし選ばれるのであれば(世界選手権へ)行きたい気持ちはある」と、語っていた高橋選手。
しかし、辞退を表明したのには、男子フィギュアスケート界を背負って立ってきた高橋選手ならではの思いがありました。
今シーズンは、現役復帰すると決めたのも遅かったですし、練習を始めたのもギリギリでした。この全日本選手権も、どこまでいけるかまったく想像できない中での戦いでした。
現役復帰した時に、世界選手権のことは頭になく、それにやはり、僕自身も世界で戦うことの難しさや精神力の必要性を経験しているうえで、その覚悟を持てないのに、選ばれたからといって出るべきではないと考えました。
さらに高橋選手は続けます。
若手というか、いま、日本を引っ張っている選手たちが、世界選手権という1番大きなプレッシャーを感じる大会で経験をたくさん積むことによって、今後の日本のスケートが盛り上がることにつながります。
若い選手がその舞台を経験することのほうが大きいと考えたので、今回、辞退させていただきました。
日本フィギュアスケート界を牽引してきた高橋選手だからこそ、世界を舞台に戦う重圧は誰よりも理解しているはずです。
そして、高橋選手はその重圧に押しつぶされることなく、むしろ世間からのプレッシャーを自らの演技に昇華してきました。
高橋選手の熱い思いは反響を呼び、ファンからはさまざまな反応が寄せられています。
・言動すべてに重みを感じる。
・辞退の理由を聞いて、高橋選手のことがますます好きになった。演技だけでなく人柄も好きです。
・さびしくも感じるけれど、素直にカッコいいなと思った。
・一生現役でいてください。
演技終了後、「できは最近で一番よくなかったけれど、いまできる精いっぱいがこれなのかな」とも語っていた高橋選手。
しかし、氷上で舞う高橋選手の姿は、銅メダルを獲得した2010年のバンクーバーオリンピックでの姿を彷彿とさせる優雅さでした。
なぜ高橋選手は『レジェンド』と称されるのか…その本当の理由が分かった気がします。
[文・構成/grape編集部]