生まれてすぐに保護され、人間のママに育てられた猫 可愛すぎる笑顔を見せる
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『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」旅行中に立ち寄った温泉。貼り紙の内容に首を傾げた理由が?
レジ店員「そのカバン…」 レジ店員が客に声をかけたワケが?「これは声かけちゃう」「最近、自信喪失していて、今日もとぼとぼと帰路についていたんだけど…」
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アメリカ・カリフォルニア州で、母親のいない生まれたばかりの子猫を保護する団体『Orphan Kitten Club』を運営しているハンナ・ショウさん。
2018年冬、ハンナさんのもとに動物保護シェルターから電話が入ります。それは「生まれたばかりの猫を保護したが、ここでは世話ができない。助けてもらえませんか」というものでした。
ハンナさんによると、通常シェルターでは母親がいない新生児の猫は安楽死させられる可能性が高いのだそう。理由は猫も人間の赤ちゃんと同じく24時間つきっきりの世話が必要なため、シェルターではそこまでのケア体制が整っていないからだといいます。
ハンナさんは車を飛ばし、子猫を引き取りにいきます。そこで彼女が出会ったのは生後1日と思われる、小さな小さな赤ちゃん猫でした。
猫は『ロザリタ』と名付けられます。
シェルターのスタッフによると、ロザリタが保護された時、近くには母猫もほかの子猫も見当たらず、ロザリタの体は冷え切っていたということです。もしそのまま放っておいたら、助かっていなかったかもしれません。
ロザリタを引き取ったハンナさんは2時間おきにミルクを与え、文字通りつきっきりで世話を始めます。初日は自力でミルクを吸うことができなかったロザリタでしたが、8日後にはこんなに上手に飲めるようになりました。
そして12万を超える『いいね』がついた、生後1か月のロザリタがこちら。
この表情をご覧ください。まるでニッコリと微笑んでいるようです!
クリクリした丸い瞳にニッコリした口元。ロザリタのあまりの可愛らしさに、ファンが急増!
しかしハンナさんには気になることがありました。それはロザリタがよく頭を右側に傾けているということ。
生後5週目にハンナさんはロザリタを専門の動物病院へ連れて行きましたが、ロザリタの体が小さすぎてMRIなどの詳しい検査ができなかったのだそう。
彼女は2019年に入ってから、改めて病院を訪れます。そして医師の診断の結果、ロザリタは「脳の異常による視覚障害のため、目で見えているものを認識できない」ことが分かったのです。
ハンナさんいわく、首の傾きだけでなく、以前からロザリタは左目だけ反応を示さなかったり、まばたきの頻度が普通でなかったのだとか。なぜならロザリタの左目は見えていなかったのです。
原因が分かったいま、ハンナさんはInstagramでこうコメントしています。
生まれてすぐに1人ぼっちになったところを保護され、多くのシェルターでは安楽死させられてしまうような状況でハンナさんに出会えたことだけでも、ロザリタはとても強運な猫だったのだと思います。
たとえ障がいがあっても、彼女はこれからもずっとこの可愛すぎる笑顔で人々を癒し、たっぷりの愛情を受けながら幸せに過ごしていけることでしょう。
ハンナさんが公開した、愛らしい猫たちの写真はこちらもどうぞ!
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[文・構成/grape編集部]