母親に『生まれる前の記憶』を教えた娘 数十年後の展開に、涙腺崩壊
公開: 更新:


「意味が分かるまで2分かかった」 夏季休暇の貼り紙に『重大なミス』と思いきや?ある夏の日、街を歩いていたモチコ(@mochicco69)さんは、目にした貼り紙に違和感を覚えました。書かれていたのは、夏季休暇のお知らせ。お盆の時期になると、多くの店や施設で目にするため、決して珍しいものではないでしょう。しかし、モチコさんは貼り紙のある部分を見てツッコミを入れざるを得なかったようで…。

家主「洗濯物にセミが飛んできた」 羽を広げていたのは?「ドキッとした」「泣いちゃう」「洗濯物にセミが飛んできた」というコメントを添えて、Xに2枚の写真を公開したのは、@mekireopa2525さん。 ある日、干してある洗濯物に、『セミ』が飛んできたそうです。
自分がこの世に生まれる前のこと。それは、ほとんどの人にとって記憶に残っていない、未知の世界です。
しかし、世の中にはごくまれに「生まれる前の記憶」について話す子どももいます。
生まれる前の記憶にまつわる、ある親子のエピソードが、人々の涙を誘っています。
お母さんについた『ウソ』
Twitterに実録漫画を投稿したのは、まめきち(@mamekichi0625)さんです。
幼いころから空想をしたり、物語を作ったりすることが好きだった投稿者さんは…。
母親の喜ぶ顔が見たくて、「生まれる前の記憶」を創作し、毎夜のように語っていたという投稿者さん。
ウソをついているという自責の念から、母親の前で「生まれる前の記憶」について話すことを避けるようになりました。
時が経ち、大人になった投稿者さんは、闘病中の母親からこんな言葉を聞きます。
「お母さん、死ぬの怖くないよ」
母親は投稿者さんの創作した「生まれる前の記憶」を心のよりどころにし、自身の状況と向き合っていたのです。
ネット上では、親子のやり取りに対し、さまざまなコメントが寄せられています。
・読んで胸がしめつけられた…。
・話の内容がウソかどうかよりも、お母さんにとっては幼い我が子との会話が楽しくて仕方なかったんだと思う。
・お母さんにとって宝物のように大事にしている思い出なら、真偽はどちらでもいいんじゃないかな。
母親にとっては、キラキラと目を輝かせて楽しそうに「生まれる前の記憶」を話す幼い我が子の姿が、大切な思い出として残っているのでしょう。
それはどんな特効薬よりも、母親の心に勇気をもたらしているのかもしれませんね。
[文・構成/grape編集部]