ワンオペでうつ病になり、線路に入ろうとした母 娘の実録漫画に「泣いた」の声
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自由研究で『お母さんの一日』を調べた長男 最後に書いた感想を読むと…【泣ける】夏休みの自由研究といえば、工作や実験、観察日記などを思い浮かべる人が多いでしょう。しかし、sym.n.41さんが育てる、小学6年生の長男が選んだテーマは、一風変わったものだったといいます。Threadsで投稿された写真を見て、そのテーマが何であるのかを確かめてみましょう。

母親が作成したアルバム 中を開くと…「笑いが止まらん」「センス良すぎ」2025年8月、川北すピ子(@su_pico)は、母親が作って保管していたという、フォトアルバムをXで公開。川北さんが生まれる以前から作成されていたというフォトアルバムは、多くの人から注目を浴び、13万件以上の『いいね』を集めました。
- 出典
- @musumenuma
心身のストレスによって不眠や食欲の低下に悩まされたり、何をするにも無気力になったりする、うつ病。
厚生労働省によると、日本人の3~7%がうつ病になったことがあるのだとか。また、うつ病などの気分障害を患う人は急速に増えているといいます。
トキヒロ(@musumenuma)さんの母親も、うつ病で苦しんだ1人。
3人の子どもをほぼ1人で育て、仕事や家事も手を抜かなかった母親は、次第に追い詰められてしまいました。
『ワンオペ育児』を頑張りすぎた結果、うつ病になった母
頑張りすぎた結果うつ病になった母親を見て、「自分のせいだ」と思っていたというトキヒロさん。
母親のうつ病に気付くことができなかった自分を心の中で責め、罪悪感を覚えたといいます。
投稿はまたたく間に拡散され、トキヒロさんと同じように家族がうつ病になった人や、自分自身がうつ病で苦しんだ人から共感する声が寄せられました。
肩の力を抜いた、『頑張らない』生きかた
うつ病は、目に見えない病気です。そのため、周囲が気付きづらいだけでなく、本人もうつ病になった自覚を持ちづらいといいます。
ストレスによって正常な思考状態になれず、1人で抱え込んだまま重症化してしまい、最悪の場合は自ら命を絶ってしまう人も少なくありません。
一般的に、うつ病になりやすい人は真面目で几帳面な性格といわれています。そのため、限界まで「頑張らないと」と自分自身を追いつめてしまうのでしょう。
「今日は頑張らなくてもいっか」
疲れた時は、そう思って『だらしのない人間』になってみてはいかがでしょうか。几帳面で真面目な自分を捨て、肩の力を抜いてみる…そう意識するだけで、心が軽くなるはずです。
「頑張らないこと」は恥ずかしいことではありません。ただ生きているだけで頑張っているのですから。
[文・構成/grape編集部]